» 2015 » 5月 » 13のブログ記事

ギアの仕組み

| 小ネタ! |

こんにちは。5fb00433f44412bc5b26d20d75242b3b_s

本日は「ハーモニック・ドライブ・システムズ」を紹介いたします。
こちらは、精密減速機という装置の製造開発と販売を行っている会社です。

減速機とは、歯車などで速度を落とす代わりに、
落とした速度に比例した力を出すことができる装置です。
モーターで動くものには必ずといっていいほど使われているそうです。

減速機のわかりやすい例として、自転車のギア(歯車)があります。
上り坂の時はギアを大きくしますよね。
ギアを大きくすると速度が遅くなって嫌だなぁ、と当時何も知らなかった私は思っていたのですが、
これは速度を遅くする代わりに、坂を上る分の力を出しているということだったんですね。

ハーモニック・ドライブ・システムズは、
小型産業用ロボットに使用される「ハーモニックドライブ」という減速機を主力製品としています。
ハーモニックドライブは、歯車の数が少ないのと、高い減速比が特徴です。
普通、高い減速比にするには歯車などの部品を多くしないといけないのだそうです。
これを解消することで、小型でありながらも高い出力を可能としているのですね。

ハーモニックドライブは、
主に自動車や、家電製品の工場で動いている、ロボットの関節部分で利用されています。
さらに、本田技研工業が開発した2足歩行ロボット「ASIMO」の、腕や足の関節にも使用されています。
産業用ロボットの関節部では、世界シェアの5割を誇っているのだそうです。
また、太陽電池パネルの駆動部にも使用されるような、
宇宙用ハーモニックドライブも製造しています。

何気なく使っていた自転車のギアと、ASIMOなどのロボットが関係あるとは思いませんでした。
ハーモニックドライブが、今後どのようなところに使われるのか気になるところです。
宇宙用もありますから、ロケットや衛星に使われるかもしれませんね。

47都道府県最後の出店

| 小ネタ! |

a0002_002190_m
こんにちわ。

少し前にスターバックスコーヒージャパン株式会社
鳥取県への出店を決め、そのプレオープンを実施しました。
鳥取県への出店は47都道府県で一番最後だそうです。
気になるオープンは今月の23日だそうです!
この鳥取県1号店は鳥取県鳥取市にあるJR鳥取駅の南側に出来るそうです。
ここに出来るまでは、
スタバに行くなら飛行機に乗って羽田空港のスタバに行くのが一番早い、
なんてジョークを言われていましたが、それももう言われなくなるかと思うと寂しいです。

スターバックスは今回も限定タンブラーと限定マグカップを販売するそうです。
デザインにはおしどり、二十世紀梨、松葉ガニ、らくだ等が使用されるそうです。
おしどりは鳥取県の県鳥ですし、二十世紀梨も名産、松葉ガニもカニ水揚げ日本一の鳥取ならではです。
ちなみに松葉ガニはズワイガニの雄が成長したカニのことです。

しかしらくだはどうでしょうか。
砂丘といえばらくだ!みたいなイメージがあるかもしれませんが、
らくだは砂丘に生息しているわけではないですし、
居ても商用のらくだが1~2頭いるかいないかくらいだった記憶があります。

でもやっぱりこのマグカップ欲しいです。。色合いがとても良いです。

スターバックスのこの限定タンブラーや限定マグカップは
毎回かなりの人が買い求めに来ると聞いたことがあります。
出店記念イベントは集客も出来て、その様子が広告にもなるとはなかなか合理的ですよね。

日本国内店舗数1000店舗を達成し全国制覇も果たしたスタバは、
今後どのような戦略で成長していくのか注目したいところです。

食のエコ

| 小ネタ! |

こんにちは。

 昨晩の嵐が過ぎ去り、すっかり初夏の気候ですね。yasai
ところによってはすでに夏日というところもあるようです。
日中と夜の寒暖差が大きいのでこの季節は風邪を
ひきやすいですよね。
栄養バランスに気をつけながら過ごすことで少しでも
風邪のリスクを減らしたいところです。
さて、栄養バランスといえば野菜の摂取が気になる
方が多いとは思いますが、どうせなら美味しくて
安全な野菜を食べたいですよね。
本日ご紹介するらでぃっしゅぼーや株式会社は
そんな希望を叶えるべく、有機低農薬野菜の
販売を行っている会社です。

◉らでぃっしゅぼーやという会社
 らでぃっしゅぼーやは西新宿に本社を置いており、
設立は今から27年前の1988年です。
斬新な社名からもっと新しい企業なのかと思っていましたが
20年以上も続いている老舗企業でした。
また首都圏以外にも東北から大阪にかけて支社を置いており、
その規模の大きさを推し量ることができます。
らでぃっしゅぼーやは元々環境NPO団体を母体として生まれた
企業であり、設立年の1988年から野菜の会員制宅配事業をスタートさせています。
また意外なことに、2012年からあのNTTドコモの連結子会社に
なっています。この際に連結子会社化を理由に上場廃止になっています。
上場からわずか4年でドコモの子会社になったらでぃっしゅぼーや。
いったいどんな事業を展開しているのでしょうか。

◉「エコ」のために
 ドコモの傘下にあるらでぃっしゅぼーやですが、
大手に一目置かれるだけあって環境への取り組みを
食品を通して積極的に行っています。
らでぃっしゅぼーやはRADIXという商品取り扱い基準を
定めており、生産者と消費者のことを考えた6つの基準を
もとに事業を行っています。またフェアトレードや
地産地消のスローフードにも取り組んでいます。
スローフードは海外でここ数年流行しており、
火を通さない料理や小麦を使用しない料理などに
注目が集まっています。オーガニックという言葉を
よく聞くようになったのもここ数年ですよね。
海外を巻き込むことができれば市場は飛躍的に
拡大すると思います。
また割れた食器をリサイクルする取り組みも行っています。
本当に食卓に関する「エコ」を網羅していますね。

 らでぃっしゅぼーやという柔らかい言葉の会社名で
経営している事でオーガニックなイメージが先行して
いましたが、調べてみると思った数倍以上もエコな
取り組みをしている企業でした。
それでいて、大きく市場を広げるオーガニック食品の分野に
取り組む企業のひとつでもあります。
しかし、ただ大市場を食い荒らすのではなく
きちんと食品の周りを囲む食器のリサイクルや栄養バランスの知識の普及、
生産者の保護などにも等しく力を入れています。
安全とエコを売る企業だから、ということではなく、
食品関連の企業ならば是非こういった食卓と生産者にも
目を向けた事業展開をしてほしいな、と感じたのでした。

アーカイブ

Kmonos(クモノス)ブログについて

2015年5月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031