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皆さんが良く使うドアは自動で閉まってくれますか?

オフィスやお店ではない限り、大体の家庭のドアは開けたら自動で閉まってくれないですよね。私はよくリビングのドアを閉め忘れて怒られたことがあります。

さて、今回紹介するのは「日東工器株式会社」です。こちらの会社は、普通のドアに取り付けるだけで自動ドアに生まれ変わるドアクローザー、水、油、ガスなどの流体配管を接続する流体継手、穴を開ける機械で強力な磁石によって本体を固定できる磁気ボール盤、綺麗な空気を供給するブロワ「メドーブロワ」の製造、販売を行っています。日東工器株式会社の始まりは、当時画期的な開発であった「エアマイクロメーター」で、こちらで使用されている技術を蓄積して、迅速流体継手「カプラ」を生み出し、冷蔵庫の普及に大きく貢献しました。その後も様々な製品で蓄積された技術を用いて、顧客、その時代にあった製品を生み出し続けてきました。「開発は企業の保険なり」の精神が創業から今までの軌跡を辿ると見えますね。ドアクローザーにもその精神が詰め込まれており、スプリングや油圧の作用でドアを自動的に閉じるため、他社と違いアームが不要なすっきりしたドアを実現できます。そのため、医療機関・オフィス・輸送機器等、世界中の様々な環境で普及されているそうです。

日東工器株式会社の「開発は企業の保険なり」の精神から生み出される省力・省人化技術は日常に溢れています。それは、冷蔵庫の主要な機能の一端のパーツであったり、自動で閉まってくれるドアの一部であったり…。身近なものの技術が実はどうなっているのか、業界は違えど、技術を突き詰め続けるエンジニアとして観察していきたいものですね。

人が見なくても安心

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普段の通勤には東急線を利用していますが、少なくとも自宅の最寄駅からオフィス最寄り駅まではすべてホームドアが採用されています。一方で同じ位置にあるJR駅ではホームドアが無く、こちらの方が利用者が多そうなのに何故なのかと疑問に思った記憶があります。調べたところむしろ東急線のホームドア設置率がJR・私鉄含めても高い方のようで、驚きました。

さて今回紹介するのは、ナブテスコ株式会社です。昔CMを見た記憶がありますが、そのCMでは事業についてかなりぼかして「うごかす、とめる」程度の表現をしていたように思います。実際の事業としては、自動車や鉄道など回転駆動部を持つ機械の制御パーツを製造しており、この中に自動ドア・ホームドアも含まれます。一方で自動ドア等に関しては、ナブコブランドとしてパーツ単位ではなく一つの製品全体に関わっており、国内の約55%ものシェアを占めていることが特徴です。自動で稼働するという利便性だけでなく、火事を想定し優れた耐火性を持つ防火戸や、列車風を防止する新交通システム向けのフルハイト式ホームドアなど安全性に配慮した製品も多く、私たちが安心して暮らしていくための機械製品として世の中に広まっているのです。

電車通勤をしているため他路線も含めた運行状況を目にすることは多いですが、ホームドアが設置率が高いおかげか東急線での人身事故のニュースは比較的少ないような気がしています。自動ドア・ホームドアは便利さだけでなく安全な施設利用に貢献していることが分かったため、今後もナブテスコ株式会社の自動ドア・ホームドアがより普及することを期待したいです。

技が光るドア

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引っ越して半年が経ちましたが、最近になって今まで気づかなかった場所に電気のスイッチを発見したり、玄関ドアについていた3センチくらい動く謎の板が換気用のふただということに気付いたりと、隠されていた機能がたくさん見つかりました。内装って奥が深いですね(?)。

今回はそんなお家の内装を扱う会社から、ニホンフラッシュ株式会社をご紹介します。こちらの会社はマンション向け内装ドアを中心に、住宅内装システムの開発、生産、メンテナンスを一貫して行っています。社名の”フラッシュ”はフラッシュ工法に由来しており、枠組みした芯材の中にコア材を入れて両面に表面材を貼り合わせて作るドアの製法の一つなんだそうです(世界のほとんどの内装ドアがこの製法で作られているそうです)。すごい光るドアのことではありません。ニホンフラッシュはマンション向けの内装ドアで国内トップクラスのシェアを誇り、最近では中国への事業展開にも力を入れているそうです。

なんとなくインテリアメーカーは内装全般を取り扱うのかな、というイメージだったのですが、ドアに特化した会社があるのは意外でした。いつも外から帰ってきた私たちを迎え入れてくれる、ニホンフラッシュが作るドアに注目です。

もともと服に無頓着なこともあり3か月に一回程度しか服を買わないのですが、そのたびにシーズンの服を入れ替えるのでそれなりの量を毎回買っています。そうなってくると入力する店員さんには申し訳ない気持ちが出てくるのですが、たまにRFIDを使って管理をしているお店だと買い物かごを所定の場所に置くだけで買ったものをすべて登録してくれます。科学の力ってすごいですね。

今日はそんなRFIDの総合メーカーであるサトーホールディングス株式会社について紹介します。サトーホールディングス株式会社はRFID対応のラベルプリンターやリーダ、ライタ、タグ、ラベル、ソフトウェアの開発などを行っていて、ポイントごとの導入からワンストップでの導入まで幅広い提案を行っています。

導入事例として実際にRFIDタグを用いることで棚卸作業が3時間から15分になったという事例もあるなど、業務改善としても大きな影響を与えているようです。

RFIDは未だに完全に普及したとは言い切れませんが、便利なものとして認知され始めたと思います。今後サトーホールディングス株式会社によってRFIDがさらに便利なものとしていろんな店舗に導入されることを期待します。

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