こんにちは。
近年4,5階建ての住宅が熱を帯びています。
東京都墨田区にある住宅展示場では、日本初の4,5階建住宅展示場が出来きました。
しかし、そもそも4,5階建ての住宅とはどんなものでしょうか?
住むにはちょっと広過ぎるのでは?と感じますが
パナホームは渋谷区に5階建てのモデルハウスをつくり、一階をオーガニックカフェ、二階に賃貸住宅を併設するなど、相続税対策だけでなく利益を生む住宅を提案。
また、それ以外でも、自宅+店舗、自宅+賃貸住宅、自宅の二世帯化など、施主のニーズに合わせた様々な形態にすることが出来ます。
さらにローンを払いながらも賃貸収入が得られる。もちろんリスクもありますが、地価が高い都心では借りても見つかりそうな気がします。
でもなぜこういった4,5階建て住宅が出来始めたのでしょうか?
実はこの背景に相続税対策があります。
今年度の税制改正により、2015年から相続税が代わり、改正によって非課税枠の基礎控除額が縮小します。
例えば土地や家を相続する場合
今までの基礎控除額ですと
5,000万円+1,000万円×相続人の数
改正後は3,000万+600万円×相続人の数
となり約40%ほど減額されます。
この相続税対策として、
・二世帯の同居
・賃貸住宅の併設などがあり
その結果4,5階建ての住宅の需要が増加しているようです。
墨田区にある住宅展示場では、三井ホーム、旭化成ヘーベルハウス、セキスイハイム、積水ハウス、パナホームの4,5階建住宅のモデルハウスがあります。
ちなみに費用は戸建ての平均価格の約2倍。
それにも関わらず住宅展示場には問い合わせが殺到しているそうです。