» 2023 » 12月のブログ記事

皆さんはお気に入りの観光名所はありますでしょうか。
自分はありきたりかもしれませんが京都が好きです。
やはり感じられる和の雰囲気というものは京都ならではだと思いますし、歴史を五感で感じられることが京都が好きな理由です。
修学旅行などで何回か訪れてはいますが、まだまだ巡りたい場所が多いので旅行の計画を立てたいですね。

今週はそんな京都で観光の手助けをしてくれる「京福電気鉄道株式会社」を紹介します。
京福電気鉄道は嵐山線、叡山ケーブル、叡山ロープウェイを運営する鉄道会社になります。
叡山ケーブルと叡山ロープウェイはその名の通り比叡山の麓から山頂までを繋ぐ路線となっており、延暦寺にお参りに行く方は利用することが多いかと思います。
比叡山には延暦寺だけではなく、ガーデンミュージアム比叡という庭園美術館などもあり、観光スポットとして充実しています。

嵐山線の嵐山駅には嵐山温泉を使用した足湯があり駅のホームで体を癒すことが出来たりと、駅へのこだわりが強く京都の風景に溶け込むデザインが施されています。

京都に旅行に行ってもあまり嵐山や比叡山まで足を伸ばすことは少ないかもしれませんが、ぜひ観光に行きそこのならではの町の雰囲気を楽しんでみてください。

手広くやってる話。

| 小ネタ! |

研修期間中は割と帰る時間が決まっていたので退勤後に映画を見に行くなんてことが出来ていたのですが、最近は帰宅時間が不規則なこともありなかなかそれが出来てません。不規則なのもまた仕事の一面なのですが、少し恋しかったりします

さて今回紹介するのはスバル興業株式会社です。こちらはサービス業を主業務とする企業なのですが、そのサービスの中身はというと、道路事業やレジャー・外食事業、不動産事業などが挙げれられます。なかなか多岐にわたりますが一つ一つ見ていきますと、 道路事業では主に高速道路の工事・舗装を、レジャー・外食産業では映画の興行や飲食店の経営を、不動産事業では駐車場や倉庫の賃貸借をそれぞれ営んでいるそうです。なかなか多様ですね。さて会社名に「興業」とあることからなにかしら興行(映画や劇など)が主力事業のように感じられます。実際に吉祥寺スバル座や有楽町スバル座などといった劇場を数多く開館しており、数字や規模感でいうと道路事業の印象が大きいですが、確かに興行会社としても側面も持ち合わせています。

人の生活は昔から微生物の恩恵を多く受けていることをご存じでしょうか。
日本においてはしょうゆや味噌、納豆、お酒も微生物の働きを利用して製造する食品です。
世界においてもパンやヨーグルトなどが作られてきたため、昔から私たちの生活において微生物の力は必要不可欠だったと言えるでしょう。
最近はその微生物の力を健康食品や食品以外にも積極的に利用していく開発の動きが見られます。

今週はその微生物を社名に用いている「株式会社ユーグレナ」をご紹介します。
ユーグレナはミドリムシ(微細藻類ユーグレナ)の開発や生産、そしてミドリムシを用いた食品・化粧品・燃料の製造・販売を行っている企業です。
最近、健康商品やエネルギーの分野でミドリムシが注目されているような記事を見かけますが、その分野での開発を引っ張っているのがユーグレナでしょう。
微生物の力で健康をサポートするというのはイメージが比較的しやすいかと思いますが、ミドリムシを原料にジェット・ディーゼル燃料を開発するというのは驚きです。
実際にユーグレナで開発されたバイオ燃料「サステオ」は陸においてはバス、海においては船舶などに利用されており、電気や水素などといった次世代のエネルギーの一つとして活躍しています。

ユーグレナは元々、バングラデシュの栄養問題を解決したいという思いから始まった企業です。
環境問題や食料問題が多く取り沙汰される中、古くからお世話になっている微生物の力を今一度借りることでこれからも研究・開発を進め、将来世界を変える企業となるかもしれませんね。

社会に出るとより強く意識しなくてはならないことが公私という概念を持つということです。社内で別の社員と会話する時、取引先で顧客に挨拶する時、家で家族と話すときなど、人間には様々な場面によって適切なペルソナを切り替える必要があります。もちろんこれらはオンオフという極端な切り替わりというよりはグラデーションのようにある程度段階的に切り替えていくものだと思いますが、どちらにしても特に「公」の部分については学生時代以上に気を使わなければなりません。逆に周囲の大人はこれに気を使っているが故にかえって「私」の部分が見えづらくなっているわけなのですが・・・うーん、裏の顔ってやつ?

さて今回紹介するのは巴工業株式会社です。こちらの会社は遠心分離機の製造、販売で国内トップクラスのシェア持つ化学機械メーカーである一方で、鉱産物や樹脂、添加剤などの化学工業製品に関連する素材を海外から輸入する化学品商社であるという二つの顔を持つユニークな企業です。1941年の創業以来その両方の事業を成長させてきおり、片方の事業成績が芳しくなくてももう片方で補うことで会社全体としては安定した業績を残してきました。

興味深いのが、両事業が密接に絡み合っているわけでなくある程度別の会社のように独立性を保っていること。「高い技術と優れた商品を提供し、社会に貢献する」という共通する企業理念を持ちながら切磋琢磨し合い時に補い合うのは良きライバル関係とも言えそうです。そして完全な利敵関係にはない(元は同じ企業体なので)であることから心置きなく競い合うことが可能な点もより良い効果をもたらしていることでしょう。

二つの顔の話をしているつもりが気づいたら理想のライバル関係の話になってしまいましたが、いずれにしろ一枚岩ではないことがむしろいい方向に働くという好例が巴工業株式会社なのかもしれません。

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