» 2024 » 5月のブログ記事

皆さんは海って好きですか。私が育った地域には海がなかったので今でも海には憧れがあります。

そして、海を渡る大きな船には更に憧れがあります。今日はそんな大きな船を用いて海運事業を行っている川崎汽船株式会社について紹介します。

川崎汽船株式会社は国内海運大手3社の一つとして数えられる、海運業を主軸とする物流企業です。

具体的な事業として例えばドライバルク船による石炭、鉄鉱石、穀物、製紙原料などの原材料輸送サービスを行っています。ドライバルク船による輸送は日本向けの輸送に加えて、中国やインドなどの新興国向けの輸送や、大西洋水域での三国間輸送も行っています。また、乗用車やトラックなどの完成車の安全かつ迅速な輸送サービスを行っています。

特に完成車の輸送サービスについては、日本初の自動車専用船である第十とよた丸の竣工以来、自動車輸送のパイオニアとして乗用車やトラックなどの完成車の安全かつ迅速な輸送を行っています。

これからも川崎汽船株式会社は世界に欠かせない海運事業を担いグローバル社会のインフラを支えていくのではないかと思います。

皆さん本は読んでいますか?私は今まで買ってきた漫画を電子版に移行している最中です。電子書籍のサービスは非常に普及しており、とても便利ですが物理的な本の売り上げが下がってしまう昨今の事情の一端を担っているのでは?と思うこともあります。出版社以外で物理的な本に関わる業界と言えば印刷会社ですが、今日の印刷会社は紙への印刷以外に様々な事業を展開している場合も多いようです。

今回紹介するのは、共同印刷株式会社です。印刷会社の名の通り雑誌やカタログなどの書籍・定期刊行物といった物理的な書籍や、それらのデジタル化を含めた情報メディアを取り扱っています。それだけでなく、長年の印刷業で培った技術を生かし、生活・産業用の資材そのものも生産しています。昨年9月に発表した「におい吸収フィルム」は、食品の製造・処理工程で発生するにおいの原因物質を吸収し、開封時の不快なにおいを抑制する機能を持っており、食品用のパッケージに利用することで風味の低下を防ぐことが出来ます。共同印刷株式会社は他にも多くの資材を開発していますが、耐ピンホール機能を持つ緩衝材用のフィルム素材や非金属刃のついたラップカートンなど、包装機能を持てるような薄い素材が多く、長年紙を取り扱っていた技術が生かされているのでしょう。

世の中はどんどん電子書籍に移ってしまっていますが、その電子化の波にうまく乗ることが出来たり、あるいは新しい分野に今までの技術を生かすことが出来れば、時代の変化にも対応することが出来るということを共同印刷株式会社は示してくれました。風向きが逆風でも、その環境を取り込むことが出来る柔軟な姿勢を見習っていきたいです。

皆さん医療用ガスと聞いて何を思い浮かべますか?

一般的によく知られているものとしては、麻酔に使われる笑気ガス酸素ガスが挙げられますね。

そんな医療用ガスですが、産業用ガスとの大きな違いは、製造において産業用ガスは高圧ガス保安法のみの規制を受けるのに対し、医療用ガスはそれに加えて薬機法の規制を受けることです。人間の身体に使用されるガスもあるため、産業用ガスよりもさらに細かくルールが定められています。

さて、今回紹介するのは医療用ガス首位であり、関東シェア3割強の顧客基盤を持つ「株式会社星医療酸器」です。こちらの会社は医療用酸素をはじめとした医療用ガスの安定供給やメンテナンスを根本に、需要が高まっている在宅医療、介護福祉機器の3本柱で医療の最前線から患者の暮らしまでを支えています。こちらの医療用ガス提供ですが、医療機関や福祉施設のみならず、一般の家庭にも提供しているそうで、命を守る最前線で社会に貢献し続ける精神が表れていますね。

様々な製品を提供している株式会社星医療酸器ですが、個人的に気になった製品「美容用炭酸ガス」です。美容にガス?と思う方もいらっしゃると思いますが、炭酸ガスの元である二酸化炭素は、酸素よりもヘモグロビンと結合しやすいという性質があるため、皮膚からも吸収されやすく、血管を拡張して、細胞に酸素を届きやすくしてくれます。その結果、肌の新陳代謝がアップし、新しい細胞を次々と作り出してくれるそうです。血流改善の効果もあるため、海外では医療現場でも使用されています。

このように株式会社星医療酸器は、医療の最前線をサポートするだけでなく、人々が「より自分らしい満足した生活」を送っていけるようにQOLとQOSの向上にも力を入れています。私たちの心地よい生活のどこかに株式会社星医療酸器の製品が散らばっているのかもしれませんね。

知らない街にお出かけするときは地図アプリが欠かせないですが、お出かけしないときでも家でいろいろな街の航空写真をぼーっと眺めることが趣味になりつつあります。普段住んでいる街でも知らない道、お店を発掘できたりするので、なかなか面白いですよ。

今回はそんな地図アプリで使われている航空写真などの空間情報技術のスペシャリスト、「アジア航測株式会社」をご紹介します。航測という名前のとおり、航空写真測量を基幹事業としています。この測量技術は主に地方自治体の固定資産、都市計画分野におけるGISデータの構築に活用されているそうです。また、積み上げてきた航空撮影の技術を生かして、災害があった際に被災状況把握のための撮影を行うこともあるそうです。直近では能登半島地震の際も撮影を行っており、航空写真、映像は調査資料として公開されています。こうした空からの貴重な資料は建物の倒壊状況の調査のような陸上からでは調査が難しい被害の全容把握や、復興に向けての様々な計画の立案などに役立てられています。

普段何気なく見ている航空写真も、機械ではなく人が撮影しているものがかなりの割合を占めているはずです。プロフェッショナルの仕事に感謝しながら、次の週末も地図を眺めたいと思います。

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