こんにちは。
今週は、特定のアプリのデータ使用量について従量課金を行わないゼロレーティング(カウントフリー)サービスが見直しを迫られている、という記事を見かけました。
ゼロレーティングサービスでは、プロバイダが指定するアプリについて月間通信容量が消費されず、実質的に使い放題となります。プロバイダによっては通信上限後の速度制限状態も免除されている場合もあり、プロバイダ選択の一要素にもなっています。総務省が25日にまとめた指針案では、ここに規制がかけられることになりそうです。
大手IT企業の人気サービスだけが対象になっている場合が多く、中小コンテンツ事業者が育たなくなる不公平性と、ネットワークの帯域使用自体の混雑と利用者間の不公平性が問題視されています。短期的には競争を活性化させる有効な手段ともいえ、消費者人気も高いゼロレーティングサービスでは過度な規制を避けたい考えもあり、総務省も直ちに事業法上問題とならないとしています。
というわけで、今週はMVNO関連銘柄の1つである株式会社ベネフィットジャパンを紹介したいと思います。
株式会社ベネフィットジャパンは、MVNO(仮想移動体通信事業者)ならびにFVNO(仮想固定通信事業者)サービスなどを行う通信事業と、ソフトバンクモバイル一次代理店業務など個人向けサービスの加入取次を行う販売代理店事業の二つの事業を主に行う企業です。対面営業で地方都市や中高年層に強みを持っており、コミュニロボやウォーターサーバー事業も行っています。