幼少時代に祖父の船に乗った記憶があり、いつしか自分でも船舶免許を取って、海へ出て釣りをしてみたいと思うようになりました。自分の身の回りでも、趣味でボートを楽しむ人が増えていて、海の上にいるだけで日常とは違う世界を感じられそうです。そんなとき、水面下の魚群を“目で見る”ことができる魚群探知機の存在は、釣りの楽しさを大きく変えてくれます。

今回紹介する古野電気株式会社は、1948年に世界で初めて魚群探知機を実用化して以来、その技術で海の世界を“見える化”してきたマリンエレクトロニクスのパイオニアです。現在では商船、漁船、プレジャーボート向けの魚群探知機や船舶レーダー、AIS、電子海図情報表示システムといった幅広い製品を提供し、世界の15〜40%以上のシェアを握る存在になっています。

私たちが海で釣りを楽しむとき、そこに魚群探知機があれば、見つけた魚の群れを画面に映しながら確率の高いポイントを狙えるようになります。この会社の技術は、ただの便利な道具にとどまらず、“海との対話”を可能にするインターフェースとも言えるのではないでしょうか。今後も、「探る」「測る」「送る」という技術を柱とし、海にまつわる体験を豊かにしてくれる古野電気株式会社の技術に注目していきたいですね。

古野電気株式会社

アーカイブ

Kmonos(クモノス)ブログについて

2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031