現在、インターネットを利用した通販は多くの人が利用しているサービスとなっています。
いつでもどこでも買い物が可能で、目的の場所に届けてもらうことができる素晴らしいサービスですが、皆さんは物が届くまでの工程をご存じでしょうか。
ユーザーから見ると店舗と宅配業者には接点がありますが、その中間地点にいる物流業者にはあまり関わりがありません。
そこで、物流業界で大きな役割を持っているフォワーダーと呼ばれる業者の紹介をいたします。
フォワーダーとは自らの運送手段を持たずに他の業者の運送手段を用いて荷物を運送する事業者のことで、主に国際輸送で活躍しています。
自ら運送手段を持つ業者とは異なり、利用可能な運送ルートの取捨選択や配送手配、手続きなども総合して行うことができます。
株式会社エーアイテイーでは、海外の工場から納品先までの一貫物流を管理することでコスト削減や時間短縮を実現しています。
特に日中間の輸送や東南アジア圏の輸送に強く、日本の輸出入を支える会社となっています。
資本面では、2018年に物流業界大手である株式会社日立物流との資本業務提携を行っています。
日立物流が強みとしていたアパレル・雑貨物流などを取り込むことで、物流の管理総合力を生かせる分野の強化が可能となっています。
今後、EC市場が大きくなるほど物流の規模も大きくなると思われます。複雑な荷物管理が必要であり、総合力が問われる物流業界はまだまだ拡大していくのではないでしょうか。
現在需要の高い運送経路と運送製品を保持しているエーアイテイーの次の一手が気になります。