» 2012 » 8月のブログ記事

こんにちは。
今日はなかなか残暑厳しい1日だな……と思っていましたが、
クーラーでおなかが冷えて、電車でちょっとあせってしまいました。
(大丈夫でしたが。)

さて今日は株式会社大光について。

だいこう、と読みたくなりますが、本当は「おおみつ」と読みます。
一瞬広告代理店の会社「大広」と間違えてしまいました。
(こちらは「だいこう」で博報堂DYホールディングスの関連会社ですね。)

岐阜県にある食品卸を行う会社です。
主に、ホテルや外食産業向けに、冷凍食品や冷凍食材などを卸して
いるようなのですが、その他、最近は一般消費者も利用できるプロ用食材の
小売店も運営していて、売上構成比は卸売りが60%、小売りが40%と言ったところ。
ただ、近年の飲食業界の不況で、利益が出ているのは小売りの方だそう。
そういえば、こういう基本は卸、一般のお客さんも歓迎!みたいなお店、
最近流行ってますよねえ。

個別の商品を見ていくと、冷凍食品はたとえばパン粉がついた状態のコロッケなど。
食材としては伸ばして調理しやすくした「のばし海老」など。
いつも海老フライを作ると海老が丸まってしまう私はこれを使うといいのかもー。

最近は関東にも店を出して拡大中だとか。
家の近くにもできないかな。

それでは今日はこのへんで。

魔法瓶のしくみ

| 小ネタ! | | 2件のコメント

こんにちは。hikaru です。

今日は魔法瓶について取り上げます。

魔法瓶便利ですよね。
僕も小さい水筒に夏場は冷たいお茶、冬場は暖かいコーヒー等を入れて使ってます。

魔法瓶は、瓶が二重構造になっていて、
内層と外層の間が真空になっている事はご存知ですよね。
空気を伝って熱が外に逃げる、熱伝導を防いでいるのです。

実はもうひとつ、熱を逃さない仕組みがあるのです。

それは、熱放射というものです。
熱を持っているものからは、赤外線が出ており、
真空でも赤外線を通じて熱が伝わってしまいます。
太陽と地球の間は宇宙なので真空ですが、熱は伝わりますよね。
魔法瓶は、”外側の壁の内側” にメッキが施されて鏡面になっており、
この赤外線を反射して内層に押し戻すのです。

魔法瓶は、熱伝導・熱放射の 2 つをうまく防ぎ、
温度を保っているのですね。

ちなみに、ステンレス製の魔法瓶は、日本の企業によって 1978 年に開発されました。
日本酸素株式会社 (現 大陽日酸株式会社) による開発だそうです。

魔法瓶を作っているのは
象印マホービン
・タイガー魔法瓶 (非上場)
・ピーコック魔法瓶工業 (非上場)
など。

3 社とも大阪に本社があります。

今日はこのへんで。

こんにちは、aicoです。

今日はHappyBirthdayな社長さんから、住友ベークライト株式会社を紹介します。
住友ベークライトの代表は林茂さん。お誕生日おめでとうございます!

住友ベークライトはベークライトを日本で最初に生産を開始した企業です。

ベークライトとは、フェノール樹脂とも呼ばれる、熱硬化性のプラスチックのことを呼びます。

プラスチック(Plastic)はギリシャ語のplastikos(塑像の)に由来し、可塑性物質という意味の言葉です。
可塑性物質…なんだか難しそうな言葉ですが、
可塑性とは、力を加えると変形し、その力をのぞいてもその形が保たれる性質のことを言うそう。
人工的に様々なものを合成してつくるので、軽くてやわらかいもの、固いもの、
色も形も用途に合わせて好きなように作ることが出来ます。

熱を加えると溶けてやわらかくなり冷やすと固まるのが熱可塑性プラスチック。
ポリエチレンなどが該当し、コップや密封容器などの家庭用用品に使われるプラスチックです。
反対に、熱を加えると固くなり、一度固まると後で熱を加えてもやわらかくならないのが熱硬化性プラスチック。
テーブルや電気器具など耐熱性の必要なところに使用されています。

ベークライトは熱硬化性プラスチック。
世界で初めて植物以外の原料によって人工的に合成されたプラスチックです。
電気絶縁性、耐熱性、耐水性に優れ、燃えにくいため、
工業用部品や機械部品、自動車部品など今でも様々なところで使われています。
私たちの身近なところだと、配電盤ブレーカー電気用プラグ、鍋・やかんのとってなどに使われていますよ。

住友ベークライトはベークライトの他にも、半導体の封止材などで世界トップシェアを獲得しています。

では、また明日♪

こんにちは。hikaru です。

最近、社内で体調悪くする人が多いです。
僕も昨日は腹痛で大変でした。
みなさんも気をつけてください。

今日は、ニッポン高度紙工業株式会社について取り上げます。

ニッポン高度紙工業は、高知県にある、製紙・パルプ業界に属する企業で、
その紙は、なんとエレクトロニクス産業に使われています。

コンデンサ、電池、充電池用の「セパレータ」というものを作っています。

セパレータは、コンデンサや電池内部のプラス極とマイナス極を仕切る、
絶縁体の役割をするものです。
セパレータの厚さはなんと 15 – 130μm もの薄さ。(髪の毛の太さは 80μm だそうです。)

セパレータがどんな風に使われているのかは、
ちょっと説明が難しいので、調べてみて下さいね。

ニッポン高度紙工業の原点は、高知の伝統産業の「土佐和紙」だそうです。
当時のニッポン高度紙工業は、土佐和紙を加工して耐水性・耐熱性を高めた物を
「高度紙」として販売していました。

第二次大戦中、物資不足により、従来のセパレータの材料である木綿の代用品として、
高度紙が注目され、これが高い性能を発揮しました。
以後研究が進められ、戦後、エレクトロニクス業界に進出しました。

現在では、多様なニーズに対応して 350 種ものセパレータを手がけており、
電解コンデンサ用セパレータの日本シェアは 95%、
世界では 60% ものシェアを持っています。
特に、先端技術用途のセパレータでは、世界 90% のシェアを持っています。

主な取引先の企業には、以前コンデンサの話題で取り上げた
ニチコン日本ケミコンの名前が、やっぱりありましたよ。

伝統産業から世界のスタンダードに発展した
ニッポン高度紙工業、すごいです。

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