魔法瓶のしくみ

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こんにちは。hikaru です。

今日は魔法瓶について取り上げます。

魔法瓶便利ですよね。
僕も小さい水筒に夏場は冷たいお茶、冬場は暖かいコーヒー等を入れて使ってます。

魔法瓶は、瓶が二重構造になっていて、
内層と外層の間が真空になっている事はご存知ですよね。
空気を伝って熱が外に逃げる、熱伝導を防いでいるのです。

実はもうひとつ、熱を逃さない仕組みがあるのです。

それは、熱放射というものです。
熱を持っているものからは、赤外線が出ており、
真空でも赤外線を通じて熱が伝わってしまいます。
太陽と地球の間は宇宙なので真空ですが、熱は伝わりますよね。
魔法瓶は、”外側の壁の内側” にメッキが施されて鏡面になっており、
この赤外線を反射して内層に押し戻すのです。

魔法瓶は、熱伝導・熱放射の 2 つをうまく防ぎ、
温度を保っているのですね。

ちなみに、ステンレス製の魔法瓶は、日本の企業によって 1978 年に開発されました。
日本酸素株式会社 (現 大陽日酸株式会社) による開発だそうです。

魔法瓶を作っているのは
象印マホービン
・タイガー魔法瓶 (非上場)
・ピーコック魔法瓶工業 (非上場)
など。

3 社とも大阪に本社があります。

今日はこのへんで。

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