こんにちは。
エスカレータで「みんなで手すりにつかまろう」キャンペーンが、
今日7月21日から始まったようです(特に変わったところは見られませんでしたが……)。
エスカレータは片側を開けて乗るのがわりと常識のようになっていますが、
「元々歩くための構造になっていない」とか、「駆け上がり・駆け下りが危険」とか、「転倒の恐れがある」とか様々な問題と議論がありました。
それでも、通勤時間帯など急ぐ人が多い場合は、どうしても急ぐ人用に片側を開けざるを得ません。
そのため結局この問題の根絶は難しいとされ、なかなか取り組みに至るまではいきませんでした。
今回ついに、JR東日本等の全国鉄道会社51社・商業施設・森ビル・羽田空港・成田空港・日本民営鉄道協会(私鉄各線)・日本地下鉄協会・日本エレベーター協会でこのエスカレータを安全に乗るキャンペーンが始まりました。
内容としては、主に呼びかけをすることでキャンペーンを周知させるようです。
強制するようなことはないので、どのくらい効果が出るかは未知数です。
SNSなどでは、このキャンペーンは賛否両論あるようです。
賛成意見は「片方が空いていて片方だけずらっと並ぶのはおかしい」「急ぎなら階段を使えばいい」など。
反対意見は「階段が無い駅もある」「急いでいるときは仕方ない」など。
また、賛成でも反対でも「やるなら徹底的にやらなければ効果はない」「エスカレータを歩けないよう、1人用の幅にすればいい」と、呼びかけるだけではなかなか浸透しないのでは、という意見もあります。
私はわりとせっかちなところがあるので、エスカレータに列ができているとつい歩いてしまいます。
2列とも乗ってよくなり行列が解消されるか、エスカレータ自体の速度が上がれば歩く必要はなくなると思うのですが……。
日本人に染みついてしまったこの習慣、果たして変えられるのでしょうか。