» 2012 » 10月 » 17のブログ記事

こんにちは。hikaru です。

さて、今日は絵文字の歴史、的なお話について取り上げます。
(僕は顔文字すらほとんど使わない人なのですが。)

絵文字が最初に使われたのは、
1996 年、DDI ポケット (現在のウィルコム) による P メールでした。

そして、1999 年 2 月に NTT ドコモ
4 月に DDI セルラー (現在の KDDI)
10 月に J-PHONE (現在のソフトバンク)
と、同様のサービスが生まれました。

ただ、この絵文字には欠点がありました。
文字のやり取りには、標準化されている符号化方法を用います。
例えば、「あ」→「82A0」みたいな感じ。

この符号の使われていない部分を
各社がそれぞれ独自に絵文字に割り当てたので、
他社間で絵文字を送受信する際には、変換をしなくてはならなかったのです。

また、自社以外の数分だけ変換表が必要なので、
その負担は相当なものだったろうと思います。
(A-D 社がいたら、A は、B,C,D 社用の変換表が必要。)

このような状況に、Google とアップルから 2008 年、
絵文字を Unicode に収録しようという取り組みが開始されました。
Unicode は、世界中の文字列を一貫したコードで表す取り組みです。

標準化したものがあれば、
各社は、自社と標準との間の変換表のみ作ればいいことになります。

この取り組みは、2009 年に ユニコードコンソーシアムという非営利団体に提案され、
Unicode に収録されました。
結構最近なんですねー。

ちなみに、日本でユニコードコンソーシアムに
唯一参加している企業は、ジャストシステムです。
一太郎とか ATOK とかが有名ですね。

こんにちは、aicoです。

芸術の秋ですね!
今、サントリー美術館で開催されている「お伽草子 -この国は物語にあふれている-」展が気になってます。

サントリー美術館と言えば、名前の通り、サントリー(非上場)の2代目社長、
佐治敬三氏が1961年に開館した美術館です。

企業が開館に関わった美術館は結構多くて、
上場企業が関わっている東京の美術館は他にもこんな美術館があります。

・三菱一号館美術館:三菱地所株式会社
・ブリヂストン美術館:株式会社ブリヂストン
・損保ジャパン東郷青児美術館:株式会社損害保険ジャパン(NKSJホールディングス株式会社の子会社)
・根津美術館:東武鉄道株式会社
・畠山記念館:株式会社荏原製作所
・ルーヴルDNPミュージアムラボ:大日本印刷株式会社

先日、根津美術館に行ってきたのですが美術品以外にも庭園があってすごくキレイでした〜!
美術館の敷地はもともと東武鉄道の元社長・根津嘉一郎氏の私邸跡で、
広大な日本庭園内には茶室があったりもするんですよ。

ちなみに美術館の楽しみ方で何も調べずその時の感性で見る!と言う人と、
調べてから行く〜と言う人がいますが、私は調べてから行く派です!
そしてイヤフォンガイドは反対派です!(聞く方に集中してしまうので…)

事前にどんな時代だったかとかどんな描きかたが特徴かとかを調べておくと見ていてわかった気になれるし、
実際に実物を見ることでネットや本で見たのと違ってこうなってるんだな〜なんて発見があったりします。

美術館に行って絵を見てもよくわからない…と思う人は実践してみてください♪

では、また明日〜

 

こんにちは。

今日は日経新聞で気になった、ミスミグループ本社のM&Aについて。
ミスミグループ本社は金型部品の世界最大手の企業ですが、週内にも
北米金型部品大手の米デイトン社と、カナダの企業を買収するそうです。

その金額は約2億ドルで、日本円にすると157億円だそう。
……なんか、こういうの書いてると円高だなーと実感しますね。笑

ミスミは独特なビジネスモデルでも知られます。
国内を中心に中小製造業約1千社協力し、顧客の金型メーカーからの発注を
一括して受け、協力会社へ生産を依頼するのだそうです。
なんとなく、製造業っぽくないスタイルですが、ミスミはもともと商社を
源流としており、このような事業モデルになっているのでは、と言われています。
最近ではベトナム工場で部品のベースになる「半製品」を集中生産し、低コスト、
短納期生産に磨きをかけており、金型業界の「アマゾン・ドット・コム」との
呼び名もあるのだとか・・・ほんとかな?笑

最近、日本の優秀企業研究という本を読んでいるのですが、マブチモーターという
モーターを製造する会社は、一貫してモーターしか作らないのだそうです。
ちょっと不況になるといろんなものに手を出したくなりますが、1点に集中したほうが
短納期低コストを実現できる、あらゆる投資の無駄がない、ということなのだそうです。
そのかわり、売れる市場を広げていくわけですね。
今回のミスミの北米企業の買収も、「市場を買った」という意味合いが大きいのだと思います。

優秀企業研究に関するコラムがクモノスにもたくさん掲載されているので
ぜひ読んでみてくださいね!

経済書籍で読み解く日本の経営「日本の優秀企業研究」1
経済書籍で読み解く日本の経営「日本の優秀企業研究」2
経済書籍で読み解く日本の経営「日本の優秀企業研究」3
経済書籍で読み解く日本の経営「日本の優秀企業研究」4

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