こんばんは。hikaru です。
今日は、本日 Happy Birthday な社長から、
日本カーボン株式会社を紹介します。
日本カーボンは、日本で始めて人造黒鉛電極の製造に
成功した企業です。
溶鉱炉で鉄鉱石から鉄を得る高炉法に対して、
電気の放電の際の熱を利用して、鉄のスクラップから
不純物を取り除いて鉄をリサイクルする方法を、
電気炉製鋼法といいます。
同量の鉄を得るのに、電炉法の方がなんと 85% も電力を節約できるそうです。
電炉法では、電極が 3000℃ にもなるそうなのですが、
これに耐えれる電極は黒鉛 (炭素) しか無いそうです。
天然の黒鉛は非常に安価ですが、不純物が多く含まれることから、
電気抵抗が大きい (電力の無駄が大きい) という欠点があるそうで、
人造黒鉛電極が求められるそうです。
ただし、人工黒鉛自体の製造には
設備費用、生成コストが多大にかかるので、
製造できる企業は限られているそうです。
日本カーボンの他にも、
SECカーボン、東海カーボンが、
人造黒鉛を製造しています。
(それぞれ証券番号も近いですね。)
リサイクルの現場で、こういった企業が
活躍しているのですね。