おはようございます。
肌寒い日が続きますが、天気予報によるとそろそろ暖かくなってくるそうです。
やっと春らしい日がくるのかと思うと嬉しいです。
さて、話は変わりますが来年の4月から、「家庭向け電力供給の自由化」が開始されることをご存知でしょうか。
既に高層ビルや工場などでは電力の自由化がされていますが、家庭向けの電力供給の自由化は来年から始まります。
現在は東京電力、関西電力、中国電力などの一般電気事業者が独占的に提供しています。
自由化されると新規に事業者が参入し電気を販売することになりますが、
消費者の視点から見たメリットといえば第一に価格競争があげられると思います。
単位当たりの電気代ってほとんど変化しませんよね?これは価格競争が行われていないためです。
なぜ価格競争が行われていないかというと、ライバルがいないもしくは少ないためです。
そのため価格を下げなくても売れてしまうところに原因があります。
現在の電力市場も同様のことになっていると思います。
今回の自由化は、新規事業者の参入により価格競争が始まると考えられています。
そうすると単位当たりの電気代も下がってくるのではないかと思います。
消費者にとってはこれは大きなメリットだと言えます。
ただ、価格競争が白熱しすぎると極端なコストカットなどに走るようになります。
その結果電力供給の質が低下してしまったりしないといいなと思います…
とはいえ、来年実際になってみないとわからないこともありますから来年の自由化が楽しみでもあります。