こんにちわ。
今日はどの企業を取り上げようかなといろいろな企業を調べていたら、
大株主の欄に「財務大臣」と記載されているものをみつけました。
財務大臣が株主?個人名じゃなくて役職名な上に、いろいろな企業の株を大量保有していて
かなり謎に包まれています。
そこで、なぜ株主として財務大臣が登場するのか調べてみました。
その結果、「相続税法第41条の規定により保有」していることがわかりました。
ふむふむなるほど、実にわかりやすい。そういうことだったのか。
とはいきませんよね…わかりやすく書かれているページを見てみたところ、
「株式を保有していた投資家が死亡した際、相続税の支払いを株券で物納できる」のだそうです。
それを利用した結果、財務大臣がこれを引き受け株主として名を連ねるそうです。
また三公社(JR、電電公社(現NTT)、日本たばこ産業)が民営化された際も
財務大臣が株式を引き受けているそうです。
あくまでも「財務大臣」名義であり、現財務大臣が個人的に保有しているわけではないそうです。
現在財務大臣が株式を保有している企業は以下です(一例)
日本電信電話株式会社(NTT)
日本たばこ産業株式会社
京福電気鉄道株式会社
今後もまた違った切り口で企業を紹介できればと思います。