こんにちは。
工場の生産ラインで働く、人型ロボットが話題となっています。
グローリー株式会社の埼玉工場に、「NEXTAGE」というロボットが導入されました。
グローリ―株式会社は、貨幣処理機業界に属しています。
通貨処理機業界とは、自動販売機、ATM、両替機、現金計算機等の、
お金を数える、計算する、選別することを目的とした機械の製造に関わる業界です。
その製造ラインで、人型ロボットが作業に従事しているというのです。
「NEXTAGE」は、コントロール部分の入ったボックスに、上半身が載っているような形状をしており、
2本のアームで人と同じように部品を組み立てます。
電源さえ確保できれば、ラインの仕事を、文句も言わずにひたすら行う。
さらに、故障があった場合でも、人がラインに入れば同じ工程を行える。
といったメリットがあります。
しかも、組み立てに自信がない場合は作業員にアピールするなど、人とコミュニケーションをとりながら
作業をするのだそうです。
さて、この「NEXTAGE」ですが、川田テクノロジーグループに属する川田工業株式会社が製造しています。
川田工業は、鉄骨・橋梁工事を主な事業とする企業ですが、ロボット開発にも力を注いでいます。
中でもNEXTAGEは、第五回ロボット大賞で次世代産業特別賞を受賞しており、今後の活躍が期待される産業人型ロボットのようです。
興味のある方は、こちらのNEXTAGE公式ページもぜひ。
人型ロボットと人間が一緒に働くなんて、SFの話だと思っていましたが、もう実現しているんですね。
今日はこのへんで。
ではでは。