こんにちは。
アメリカ航空宇宙局(NASA)が、SMR社の3Dフードプリンタ開発に助成金を支給したというニュースを見かけました。
3Dフードプリンタ……
3Dプリンタは最近よく聞くようになりました。
PCで設計した模型やパーツを、樹脂などを使って出力する装置です。
設計したデータ通り正確に出力できるので、安価に試作品を作ったり、手に取って確かめられるということで、注目を集めています。
日本では、ローランド株式会社の子会社である、ローランド ディー.ジー.株式会社などが製造しています。
ローランド ディー.ジー.の3Dプリンタは、映画「スターウォーズ エピソード3」で使用されたダース・ベイダーのマスクの試作品を作るのにも使用されたのだとか。
海外製の安価なものも販売されているようで、自宅で3Dプリンタを使う人も増えてきているという話も聞きます。
さて、3D”フード”プリンタに話を戻しましょう。
これは読んで名のごとく、3Dプリンタと同じ要領で、食事を設計図通りに出力する装置なのだそうです。
宇宙では、長期保存のために食料を粉末で保存するのが良いとされています。
それをプリントアウトして食事の形にするという発想です。
プリントには、層状になっているピザが適しているそうで、来月にも開発をはじめるとしています。
食事をプリンタで出力する…その発想力に驚くばかりです。
なんだか味気ない感じもしますが、宇宙食の一つの方向性として発展していくのでしょうか。
今日はこのへんで。
ではでは。