» 2012 » 9月のブログ記事

こんにちは。
私の数少ない趣味の一つが料理本を眺めることですが(料理も好きですが、
料理本を眺めてる時間の方がはるかに長いです)
ここ何年か、いつかやろうと思っていることに干物づくりがあります。
あじの干物が大好きなので。

干物は意外と簡単で、生のあじを開いて干すだけ。
開くまではまあいいとして、干すのが意外と、、、場所を選ぶというか、
おっくうになるポイントではあります。

でも今はすごい便利なものがあって、干物のイメージを変えつつあるんだそうです。
それは、低温浸透圧脱水シート『ピチット』。聞いたことありますか?
これで生の開いた味をぴちっと包んでおけば、余分な水分と生臭みが取れ、
冷蔵庫の中でおいしい干物が出来上がる、というわけです。

ピチットは、2枚の水を通すフィルム(半透膜=ポリビニルアルコールフィルム)
の間に、高浸透圧食品である水あめ成分と、吸い取った水を保持する海草成分(糊料)
とをはさんだシート。
このフィルムに、目に見えないほどの小さな穴が開いていて、その大きさは
水分と生臭みの成分(アンモニア、トリメチルアミンなど)の分子の大きさよりは
大きいく、うま味成分の分子の大きさよりも小さいので、水分と生臭みだけが
フィルムを通ってピチットに取込まれて取り除かれるのだそうです。
このように、選択的に物質を通す膜を「半透膜」というのだそう。

このようにして実際に風に当てずに作った干物も、今ではスーパーで普通に
並んでいるそうです。
知らず知らずにうちに食べているかもしれませんね。

ピチットは昭和電工株式会社の子会社、昭和電工プラスチックプロダクツ株式会社で
開発され、2006年12月にオカモト株式会社にこちらの権利、営業権が譲渡されています。
いいものは商品でも営業権でも売れますね!

ピチット、ネットでも買えるそうだから買ってみよう。
今はさんまが旬だから、さんまの干物でも作ってみたいなあ。
と言いつつ本を眺める・・・という実践に弱い私なのでした。

こんにちは。hikaru です。

先々週に開催された、「ソフトウェア品質シンポジウム 2012」
でのオムロンの公演のまとめ記事がすごかったので、
今日はこれについて取り上げてみます。
記事はこちら (外部リンク)

オムロンの作っている自動改札機についてのお話で、
切符でも IC カードでも、一瞬のうちに正しく運賃を計算してくれます。

ただ、乗り換えが複数通りあったり、定期の区間があったりと、
想像しただけでも膨大な組み合わせがあります。

この運賃計算は、どのようにデバッグ (欠陥の修正) されているのでしょう。

運賃のパターンは、関東だけでも 10 の 40 乗通り (10 を 40 回掛ける)
もあるそうです。

まずはパターンの絞り込み。
現実的にありえないパターンを除いたり、
組み合わせがかぶるパターン (笹塚→新宿 と 笹塚→新宿→大手町) を除いたり、
許容範囲内での絞り込み (自線内の乗り換えは1回まで) を行ったりして、
1000 万件程度まで絞り込みます。

そして、このパターンが正しいかどうかは、
運賃計算ソフトウェアを、実機用・検証用と 2 つ作って検証します。

2 つのソフトウェアは、同じ環境で作ると同じミスが起こり得るので、
別のチーム・別のアルゴリズム・別のプログラミング言語
で作るのだそうです。

また更に、もととなる運賃データが間違っていないかチェックするために、
検証用は手入力でデータをチェックするんだとか。

更に更に、実機では、CPU やメモリの容量が限られているので、
そういった環境でも安定したものを作るのがたいへんなんだとか。

私達が何気なく使っている自動改札機ですが、
裏ではこんな苦労があったのですね。。。

こんにちは

みなさん、今日9月26日はある商品がはじめて発表された記念すべき日なんです。

 

その商品とは・・・

 

ワードプロセッサーです。

 

今日9月26日は1978年に株式会社東芝から世界初の日本語ワードプロセッサー「JW-10」が発表された日なんです。

 

ワードプロセッサーは文書の作成、印刷保存に特化した機械ですが、「JW-10」の画期的だったところは、かな漢字変換です。今となっては当たり前となっているかな漢字変換ですが、これには日本語の文法を計算機に教えなくてはならず、かなりの難題でした。「JW-10」以前は使う漢字がすべてキーボード上に並べられているものも使われていていたそうです。株式会社東芝は京都大学と共同で日本語構文解析の研究をし、人間と異なる文法を作り、それを搭載したハードウェアをワードプロセッサーに付属させることでこの問題を解決しました。

 

そしてこの技術は日本語入力だけでなく、本来変換が必要ない英語のスペルチェックや漢字などの表意文字を用いる文化の入力にも影響を与えることとなりました。

 

 

この技術はもちろんみなさんがご存じのようにパソコンや携帯電話などの文字入力に使用されています。

 

ということで今日は現在のIT社会の基礎とも言えるものが発表された日なのです。

 

 

では今日はこの辺で。

こんにちは。

秋は春以上に眠いのは私だけでしょうか。。

さて、今日は愛知県を中心に、「ヤルキー学園」や「ピックル進学教室」、
「東京進学ゼミナール・クリップ」などの学習塾や、サッカー教室「ユアササッカークラブ」の
運営などを行う、株式会社クリップコーポレーションの会社名の由来を。

同社の社名の由来はいわゆる「単語の1文字を取ってつなげる」タイプで、
Clever(機転の利く), Liberal(自由な), Independent(独立した), Positive(積極的な)
という単語の1文字目をとったもの。
学習塾なので、そんな子を育てる&、これは社員に対して望むことでもあるようです。
確かにこんな子に育てたい・・・!

学習塾の事業は堅調に推移していますが、その他、塾生やそれ以外の児童、生徒に対する
ツアーイベントの開催、お弁当の宅配事業など、新規事業にも取り組んでいるようです。

にしても、ヤルキー学園っていうネーミングもすごい。
イケイケの名古屋っぽいなあ。。。

ではでは今日はこのへんで。

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