» 2012 » 9月 » 27のブログ記事

こんにちは、aicoです。

今日happybirthdayな社長さんは大日本塗料株式会社の岩淺壽二郎さん。

お誕生日おめでとうございます!

大日本塗料は塗料・インキ業界に属する上場企業です。
特に重防食・建材用塗料ではトップシェアを獲得しています。

重防食・建材用塗料とはビルや橋や道路、送電鉄塔、タンクなどの大型の構造物を
雨や風、湿気や熱や紫外線などにより腐ったり錆びたりせず
長い間使えるようにするために塗る塗料です。

大日本塗料の重防食塗料は東京スカイツリーにも使用されています。
使われているのはフッ素樹脂塗料と塗料。
普通の塗料よりもはっ水性や防食性、 耐久性が高くなんと30年ももつそう。

そんな大日本塗料は今日、ニッポ電機株式会社を完全子会社化することを発表しました。

ちなみに、ニッポ電機の事業内容はは蛍光灯など光源や照明器具の製造・販売。
国内蛍光灯市場におけるシェアは1%に過ぎない同社ですが、
ニッポ電機では要望があれば手作業によって、塗料を調合することで新たな色を作り、
長さや形もあらゆる形に加工した特注品をつくるそう。

そのため、間接照明や商品ディスプレイ用などの商業施設用の蛍光灯では
実に6割以上のシェアを持ち、東京ミッドタウンや六本木ヒルズなど
様々な施設でニッポ電機の蛍光灯が使われているんですよ。
では、また明日♪

こんにちは。hikaru です。

岐阜県の地方銀行、大垣共立銀行が、
手のひらの静脈認証を利用して、
キャッシュカードや通帳なしで利用できる
ATM での取引を全国初で始めました。

本日までに、岐阜・愛知・三重・滋賀などの 18 店舗
駅構内の ATM などで利用できるようになっているそうです。

カードをなくしてしまっても認証ができ、
「あなた自身がキャッシュカードになれる」と、
災害時などに対する強さをアピールしています。

ただちょっと怖いなと思うのは、
生体認証はパスワード (静脈パターン) が変更できないという点です。
一度破られてしまったら、対処方法が無いのです。

ですが、東日本大震災の時のように、
実際にカードをなくしてお金を下ろせず困った、
というような事も起こっているので、
こういうのも対策として良いのかもしれませんね。

こんにちは。
私の数少ない趣味の一つが料理本を眺めることですが(料理も好きですが、
料理本を眺めてる時間の方がはるかに長いです)
ここ何年か、いつかやろうと思っていることに干物づくりがあります。
あじの干物が大好きなので。

干物は意外と簡単で、生のあじを開いて干すだけ。
開くまではまあいいとして、干すのが意外と、、、場所を選ぶというか、
おっくうになるポイントではあります。

でも今はすごい便利なものがあって、干物のイメージを変えつつあるんだそうです。
それは、低温浸透圧脱水シート『ピチット』。聞いたことありますか?
これで生の開いた味をぴちっと包んでおけば、余分な水分と生臭みが取れ、
冷蔵庫の中でおいしい干物が出来上がる、というわけです。

ピチットは、2枚の水を通すフィルム(半透膜=ポリビニルアルコールフィルム)
の間に、高浸透圧食品である水あめ成分と、吸い取った水を保持する海草成分(糊料)
とをはさんだシート。
このフィルムに、目に見えないほどの小さな穴が開いていて、その大きさは
水分と生臭みの成分(アンモニア、トリメチルアミンなど)の分子の大きさよりは
大きいく、うま味成分の分子の大きさよりも小さいので、水分と生臭みだけが
フィルムを通ってピチットに取込まれて取り除かれるのだそうです。
このように、選択的に物質を通す膜を「半透膜」というのだそう。

このようにして実際に風に当てずに作った干物も、今ではスーパーで普通に
並んでいるそうです。
知らず知らずにうちに食べているかもしれませんね。

ピチットは昭和電工株式会社の子会社、昭和電工プラスチックプロダクツ株式会社で
開発され、2006年12月にオカモト株式会社にこちらの権利、営業権が譲渡されています。
いいものは商品でも営業権でも売れますね!

ピチット、ネットでも買えるそうだから買ってみよう。
今はさんまが旬だから、さんまの干物でも作ってみたいなあ。
と言いつつ本を眺める・・・という実践に弱い私なのでした。

こんにちは。hikaru です。

先々週に開催された、「ソフトウェア品質シンポジウム 2012」
でのオムロンの公演のまとめ記事がすごかったので、
今日はこれについて取り上げてみます。
記事はこちら (外部リンク)

オムロンの作っている自動改札機についてのお話で、
切符でも IC カードでも、一瞬のうちに正しく運賃を計算してくれます。

ただ、乗り換えが複数通りあったり、定期の区間があったりと、
想像しただけでも膨大な組み合わせがあります。

この運賃計算は、どのようにデバッグ (欠陥の修正) されているのでしょう。

運賃のパターンは、関東だけでも 10 の 40 乗通り (10 を 40 回掛ける)
もあるそうです。

まずはパターンの絞り込み。
現実的にありえないパターンを除いたり、
組み合わせがかぶるパターン (笹塚→新宿 と 笹塚→新宿→大手町) を除いたり、
許容範囲内での絞り込み (自線内の乗り換えは1回まで) を行ったりして、
1000 万件程度まで絞り込みます。

そして、このパターンが正しいかどうかは、
運賃計算ソフトウェアを、実機用・検証用と 2 つ作って検証します。

2 つのソフトウェアは、同じ環境で作ると同じミスが起こり得るので、
別のチーム・別のアルゴリズム・別のプログラミング言語
で作るのだそうです。

また更に、もととなる運賃データが間違っていないかチェックするために、
検証用は手入力でデータをチェックするんだとか。

更に更に、実機では、CPU やメモリの容量が限られているので、
そういった環境でも安定したものを作るのがたいへんなんだとか。

私達が何気なく使っている自動改札機ですが、
裏ではこんな苦労があったのですね。。。

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