先日、やっぱり持っていた方がいいだろうなあ、と思って
購入したのが、ブラック・フォーマルウェア。
お通夜や告別式、法事などに着られる洋服です。
今までは母に借りたり、それっぽいものを着たり、といった感じで
ごまかしごまかしやってきたのですが、そろそろそうも言っていられない
お年頃になってきたので(汗)。
買ったのは東京ソワールというアパレルメーカーのもの。
東京ソワールは女性用フォーマルウェアのトップメーカーで、
喪服として使える服の他、入学式や卒業式用のスーツ、
またお受験スーツ(子どもの受験の時に好ましいとされるスーツ)
なども販売しています。
人口が減っていき、またフォーマルに対する意識も変化がある
昨今ですが、同社は中国など海外への販路を広げたり、
また子ども向けのマナー教室を開催するなどの活動も
行っているようです。
ちなみに女性用の喪服としてふさわしいとされるのは、
正式には着物なのでしょうが、洋服でいえば
膝がでない、ひじが隠れる長さのワンピースとジャケット、という
アンサンブルなど。
そして、実際の会場では立ったり座ったりが多いのでゆったりして
動きやすいもの、などが良いとされているようです。
なんというか、今の感覚で言えば、スカート丈もやたらと長く、
ゆとりもあるのですらっと見えず、「おしゃれ」というのでは
ありません。
(最近はおしゃれとマナーを両立させようというデザイナーの
気持ちが伝わってくるものもありますが。)
でもそれほどはない喪の機会には、きちんとマナーを守った
服装で参加するのが、自分も周りも安心できて、いいのかもしれません。