皆さんは、日々届く段ボール箱がどうやって作られているか考えたことはありますか?
今回ご紹介するのは、石川県白山市に本社を置く株式会社 石川製作所です。大正10年(1921年)創業という、100年以上の歴史を持つ老舗の機械メーカーです。
石川製作所の大きな特徴は、私たちの生活を支える「専用機械」のスペシャリストである点です。 主力製品の一つが「紙工機械」。ネット通販などで欠かせない段ボールを作るための印刷機や製函機を手がけています。また、「繊維機械」の分野でも長い歴史があり、糸を巻き取る機械など、高度な精密技術を要するモノづくりを行っています。
さらに、この会社のユニークな側面が「防衛機器」の製造です。公式サイトでも独立した項目として紹介されており、長年培ってきた精密加工技術を活かして、日本の防衛の一翼を担う製品を提供しています。民生用の機械だけでなく、国家レベルの信頼性が求められる分野でも活躍している技術力の高さがうかがえます。
「4つの強み」として掲げられているのは、長年の歴史に裏打ちされた製品カスタマイズや専用設計の能力です。既製品を売るだけでなく、顧客の細かなニーズに合わせて「世界に一台」の機械を作り上げる姿勢は、まさに職人魂と先端技術の融合といえるでしょう。
普段、私たちが直接この会社のロゴを目にする機会は少ないかもしれません。しかし、段ボールという物流のインフラを支え、防衛という国の安全を支える。そんな「目に見えないけれど、なくてはならない」日本の屋台骨を支える企業、それが石川製作所なのです。