» 2019 » 9月 » 20のブログ記事

こんにちは。

先日大学時代の同期と話していて、当時は毎日のように口にしていた専門用語がすぐに出てこない場面がありました。社会人になってから生きる業界を変えたこともあり、記憶が薄れているなぁと感じます。せっかくお金をかけて学んだ知識なので、たまに思い出す機会をつくって忘れないようにしようと思います。当時フォローしていた製薬会社の製品候補を久しぶりに見てみると、大きな進捗があったもの、途中で開発を断念したものなど、様々な変化が起きていました。一般に、創薬ビジネスは多額の投資によって確率の低い成功を狙う、ギャンブルのようなイメージがついてしまっていますが、最近では自社独自の技術によって、好調に新製品を生み出している企業も存在します。

本日は自社の独自技術で新薬を開発している「協和キリン(旧社名:協和発酵キリン)」についてご紹介いたします。キリンという名前がついていることでピンときた方もいるかもしれません。同社はビールで有名なキリンホールディングスの子会社で、ビール醸造で培った発酵技術を創薬に応用してビジネスを展開している企業です。こういった薬以外の技術を生かして創薬ビジネスを展開している企業は多く、ほかには写真用フィルムで有名な富士フィルムは、フィルムの感光材で培ったナノ粒子化技術を応用して化粧品や医薬品の開発を行っています。こうした「自社の得意技の応用」というモデル、調べると成功例ばかり目立ってしまってそんなうまくいかないだろう、と感じてしまいますが、、こういったモデルから「自分の得意分野を今の仕事にどう活かすか」という考えに活かしたいですね。

こんにちは。

今週は、勘やセンスに頼ったヘッジファンド以上にAIを使ったファンドが台頭してきている、という記事を見かけました。

アメリカでの調査によると、今年1月から3月にかけて清算したヘッジファンドの数が新規設定ファンドの数を上回っているそうです。その中でも1990年代に設立された老舗といえるファンドでの清算が目立ちます。これらの撤退の背景には、上場投資信託などのパッシブ運用との競争激化により、投資家がファンドへ振り分ける資金が結果的に減っていることが挙げられます。また年金基金などの大手機関投資家は手数料引き下げへの圧力を強めており、こうした傾向もヘッジファンド運用会社には重荷となっています。一方で、AIを積極的に利用するヘッジファンドは良好な成績を維持しており、一部のカリスマの勘やセンスに頼った運用スタイルで毎年成果を上げることが難しくなっている現状がうかがえます。

というわけで、今日はAI関連銘柄のひとつである、株式会社エイジアを紹介したいと思います。
株式会社エイジアは、メール活用の販売支援パッケージを主力としてソフトウェア開発・販売を行う企業です。現実のビジネスの世界で営業担当者が行っている様々な営業活動を、ネットビジネスの世界においてソフトウェアに代替させることを目的として開発されたシステムである、自社開発CRMアプリケーションソフト「WEBCAS(ウェブキャス)」の販売・コンサルティングを中心とした「ウェブキャス事業」を営んでいます。最近では、SENSY株式会社のパーソナライズ人工知能「SENSY」と前述のメール配信システムWEBCASの連携により、人工知能がユーザごとの感性・好みに合わせて最適だと判断した商品情報等を盛り込んだメールを、高速・確実に配信できるようになるサービスの提供を開始し、話題となりました。

こんにちは。

コンビニでパンを買うとき、意識しているわけではないのですが、毎回山崎製パンのパンを買っていることに気が付きました。

ということで本日は山崎製パン株式会社についてご紹介いたします。
山崎製パン株式会社は、東京都千代田区に本社を置く日本最大、世界でも第二位(!!)の規模の製パンメーカーです。
食パン、菓子パン、和菓子、洋菓子、調理パン・米飯等の主力製品群を中心に、ジャム、デザート、レトルト食品やビスケット、クッキー、米菓などバラエティー豊かな製品群を製造しており、コンビニエンスストアの「デイリーヤマザキ」、ベーカリーカフェの「ヴィ・ド・フランス」やフレッシュベーカリーの「サンエトワール」など専門の販売店舗も数多く展開しています。

「ランチパック」や「薄皮ミニパン」シリーズなどの菓子パンから、「ダブルソフト」、「超芳醇」などの食パンまで、商品ラインアップには多くの有名製品があり、まさに製パン業界の王ともいうべき風格です。

また、よく街中で山崎パンのトラックを見かけるなと思っていたのですが、なんと山崎の配送トラックはすべて自社で持っているものだそうです。
自社持ちのトラックと独自の配送網を使用して、全国の販売店舗にパンを届けています。

山崎製パンで調べていると、以下のような記事が出てきました。

山崎製パンが実証、「強調表示」を巡る知られざる真実とは
https://www.foods-ch.com/anzen/1566280626642/

「イーストフード、乳化剤不使用」等の強調表示に関する当社の見解
https://www.yamazakipan.co.jp/oshirase/0326_page.html

この記事では、「イーストフード、乳化剤不使用」と製品に表示をしている企業に対して、山崎製パンが独自の研究をもとに、疑問を投げかけています。
イーストフード・乳化剤はともに、いわゆる食品添加物ですが、厚生労働省に安全性が認められた食品添加物でもあります。
山崎製パンは安全性に問題はないことを研究で裏付けたうえで、「食品添加物不使用」の表示自体がビジネスになっていることを指摘しました。
食品添加物は健康への被害が報告されているものもありますが、きちんと成分が検証されたものであれば、とても便利です。
記事にも書かれていますが、「事業者が毅然として正しい科学を伝え、消費者とともに科学技術と健全につきあっていく方向性を示した」ことは素晴らしいと思います。

おやつと食育。

| 小ネタ! |

こんにちは。

毎週日曜の夜に放送されている、ちびまる子ちゃんとサザエさんは、多くの人にとって週の始めを実感させてくれる番組の1つになっているように思います。私も放送時間に家にいる場合には、習慣のようにチャンネルを合わせるのですが、話の中で必ず登場する「おやつの時間」がいつも気になってしまいます。その理由は、自分が子どものときにはおやつを食べる習慣はなく、新鮮さを感じるためです。決して、家にまったくおやつがない環境で育ったというわけではないのですが、習い事をしていたために夕食の時間が早かったことと、何もない日であっても、家に帰る時間があまり早くなかったため、夕食までの時間が短かったことが、食べられなかった要因だったのだと思います。そのため、「おやつの時間」に強い憧れがあります(今では、自分でいつでも買えてしまうので、今日は何かな?というワクワク感はなく、理想はもう叶いそうにありませんが…)。
ここにきて、唐突感の否めない話ではありますが、そもそも、おやつとは何を指す言葉なのでしょうか?
一般社団法人 日本おやつ協会は、おやつは、「間食全般」を指す言葉と定義づけています(http://oyatsu-daisuki.com/definition/)。農林水産省も同様に、おやつを「間食」として位置づけており(http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/oneday/idea2.html)、食べたもののボリュームに関わらず、本人のものさし次第で、ご飯なのかおやつなのかが決まるとのことのようです。そうなると、おやつの食べ方は小さいうちにある程度しっかり確立しておいた方が良さそうな気がします。

スナック菓子をはじめとした商品の製造・販売で有名なカルビー株式会社では、おやつを通じて正しい食習慣を考える「カルビー・スナックスクール」を実施しています。このスクールの大きな目的は、子どもたちが食事の自己管理をできるようになるということにあり、授業の形式は、カルビーから講師を招いて授業を行うものと、資料を取り寄せて先生が行うものの2つがあり、実施環境に合わせた授業ができるようプログラムが組まれています。また、保護者や先生などに対しても講習会を開いており、家や学校での食育の実施方法について学ぶことも可能となっています。子どもに「おやつ食べすぎちゃだめ!」と言っても、その理由がわからなかったり、単に禁止するだけであると不満が生じ、逆効果になったりと、難しい点もおそらく多いことと思われるので、子どもだけでなく、教える側にも講習を行うというのは、食育の促進に、非常に効果的であると思います。
家庭科の授業では、三食のバランスのとり方については詳しく学びますが、おやつについては学ぶ機会がなかったように感じるため、企業の取り組みだけでなく、一般教育の場においても当たり前に行われていくことが、最も理想的なのではないかと考えます。私も、自分のおやつの摂取の仕方を見直す一環として、食育についてもっと知識を増やした方が良い気がしてきました。。

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