こんにちは。
今週は、勘やセンスに頼ったヘッジファンド以上にAIを使ったファンドが台頭してきている、という記事を見かけました。
アメリカでの調査によると、今年1月から3月にかけて清算したヘッジファンドの数が新規設定ファンドの数を上回っているそうです。その中でも1990年代に設立された老舗といえるファンドでの清算が目立ちます。これらの撤退の背景には、上場投資信託などのパッシブ運用との競争激化により、投資家がファンドへ振り分ける資金が結果的に減っていることが挙げられます。また年金基金などの大手機関投資家は手数料引き下げへの圧力を強めており、こうした傾向もヘッジファンド運用会社には重荷となっています。一方で、AIを積極的に利用するヘッジファンドは良好な成績を維持しており、一部のカリスマの勘やセンスに頼った運用スタイルで毎年成果を上げることが難しくなっている現状がうかがえます。
というわけで、今日はAI関連銘柄のひとつである、株式会社エイジアを紹介したいと思います。
株式会社エイジアは、メール活用の販売支援パッケージを主力としてソフトウェア開発・販売を行う企業です。現実のビジネスの世界で営業担当者が行っている様々な営業活動を、ネットビジネスの世界においてソフトウェアに代替させることを目的として開発されたシステムである、自社開発CRMアプリケーションソフト「WEBCAS(ウェブキャス)」の販売・コンサルティングを中心とした「ウェブキャス事業」を営んでいます。最近では、SENSY株式会社のパーソナライズ人工知能「SENSY」と前述のメール配信システムWEBCASの連携により、人工知能がユーザごとの感性・好みに合わせて最適だと判断した商品情報等を盛り込んだメールを、高速・確実に配信できるようになるサービスの提供を開始し、話題となりました。