» 2015 » 4月のブログ記事

家庭向け電力の自由化

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おはようございます。

肌寒い日が続きますが、天気予報によるとそろそろ暖かくなってくるそうです。
やっと春らしい日がくるのかと思うと嬉しいです。

さて、話は変わりますが来年の4月から、「家庭向け電力供給の自由化」が開始されることをご存知でしょうか。
既に高層ビルや工場などでは電力の自由化がされていますが、家庭向けの電力供給の自由化は来年から始まります。
現在は東京電力関西電力中国電力などの一般電気事業者が独占的に提供しています。
自由化されると新規に事業者が参入し電気を販売することになりますが、
消費者の視点から見たメリットといえば第一に価格競争があげられると思います。

単位当たりの電気代ってほとんど変化しませんよね?これは価格競争が行われていないためです。
なぜ価格競争が行われていないかというと、ライバルがいないもしくは少ないためです。
そのため価格を下げなくても売れてしまうところに原因があります。
現在の電力市場も同様のことになっていると思います。

今回の自由化は、新規事業者の参入により価格競争が始まると考えられています。
そうすると単位当たりの電気代も下がってくるのではないかと思います。
消費者にとってはこれは大きなメリットだと言えます。

ただ、価格競争が白熱しすぎると極端なコストカットなどに走るようになります。
その結果電力供給の質が低下してしまったりしないといいなと思います…

とはいえ、来年実際になってみないとわからないこともありますから来年の自由化が楽しみでもあります。

財務大臣が大株主

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こんにちわ。

今日はどの企業を取り上げようかなといろいろな企業を調べていたら、
大株主の欄に「財務大臣」と記載されているものをみつけました。
財務大臣が株主?個人名じゃなくて役職名な上に、いろいろな企業の株を大量保有していて
かなり謎に包まれています。

そこで、なぜ株主として財務大臣が登場するのか調べてみました。
その結果、「相続税法第41条の規定により保有」していることがわかりました。
ふむふむなるほど、実にわかりやすい。そういうことだったのか。

とはいきませんよね…わかりやすく書かれているページを見てみたところ、
「株式を保有していた投資家が死亡した際、相続税の支払いを株券で物納できる」のだそうです。
それを利用した結果、財務大臣がこれを引き受け株主として名を連ねるそうです。
また三公社(JR、電電公社(現NTT)、日本たばこ産業)が民営化された際も
財務大臣が株式を引き受けているそうです。
あくまでも「財務大臣」名義であり、現財務大臣が個人的に保有しているわけではないそうです。

現在財務大臣が株式を保有している企業は以下です(一例)
日本電信電話株式会社(NTT)
日本たばこ産業株式会社
京福電気鉄道株式会社

今後もまた違った切り口で企業を紹介できればと思います。

黄色と青と

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こんにちは。500px-Seibu-2000Nfirst

私は山手線ユーザーなのですが、今日の出勤時に真っ黄色な車両を見かけました。
てっきり以前紹介した、東京メトロ銀座線かと思ったのですが、屋根が茶色ではないのでちょっと違う……。

そこで調べてみたところ、西武新宿線・西武池袋線の車両である、西武新2000系電車らしいことがわかりました。
2000系と新2000系がありますが、前者は全面レモンイエロー、後者は少し山吹色っぽい色になっています。
ちなみに、今でも両方の車両が運行しているので、どちらなのか見てみると面白いと思います。

製造はどちらも西武鉄道に在籍している、西武所沢車両工場です。
新2000系は製造後、東急車輛製造株式会社で工事を受けました。
余談ですが東急車輛製造は、2012年に鉄道関連事業をJR東日本に明け渡し、不動産賃貸業を行う会社となりました……。残念ですね。
500px-Seibu_Railway_30000
西武鉄道の車両を見ていますと、2000系と異なったスタイリッシュな車両がありました。
こちらの西武30000系電車です。

この車両も、西武新宿線と西武池袋線で運行されています。
アルミ合金の色をそのまま生かした車体に、ブルーとグリーン(西武鉄道の新ブランドカラーだそうです)のラインが映えています。
車体は、たまごをモチーフにデザインされており、曲線的になっています。
車内もとってもオシャレなので、乗る機会がありましたら見てみてください。

この西武30000系電車は、日立製作所で製造されました。
西武鉄道の車両は、先ほどの2000系を除くと、ほとんどが日立製作所産まれです。
ちなみに日立製作所は、東京モノレールの全車両も製造しています。

鉄道好きというわけではなかったはずなんですが……。
都内で暮らし始めたり、色々調べたりすると素敵なデザインの電車がたくさんあって、楽しくなってしまいます。
鉄道ファンになる日も近いかもしれません。

それではー。

飴を作って100年

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こんにちは。

最近オフィスでよく飴を食べています。飴
 クッキーやスナック菓子だと糖分とカロリーが高すぎるので飴で欲求を満たしています。
たかが飴とはいえ、世界では数え切れない程の種類の飴がありますね。
先日あのアンディ・ウォーホルとUHA味覚糖がコラボした飴が限定30箱、
お値段なんと54万円で販売されると話題になっていました。
少量生産の日本の伝統工芸の技術が集約された外装と大量消費を
風刺するアンディ・ウォーホルの夢の共演です。

 さて、そんな高級な飴は普段食べられないため、私社カンロ株式会社の金のミルクという飴を常備しています。
のど飴では少し物足りないコクをミルクで味わうことができるため大変気に入っています。
カンロ株式会社は今から100年以上も前の1912年創業の宮本製菓所から始まりました。
そして今からちょうど60年前、カンロ飴という商品が開発され、またラッピングの自動化が始まりました。
そこからグミなどの他の商品にも力を入れ、現在に至ります。
創業当初から飴を作り続けてきたカンロ。毎日食べたくなるおいしさを生み出すまでに
100年近くの時間を費やしていたんですね。
ちなみに3年前から東京駅構内にカンロの直営店であるヒトツブカンロというお店を開いています。
家から近いので今度立ち寄ってみようかと思います。

 自分のお気に入りの食べ物について調べると一層愛着が湧きますね。
一度調べてみるのも面白いかもしれません。

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