こんばんは。
さっき、おなかがすいていたので、インスタントラーメンメーカーなどを
調べていたら、私の好きな「サッポロ一番」を販売している
サンヨー食品は上場していないことに気がつきました。
業務提携している企業に、エースコック(こちらも非上場だ。。)と
九州の棒状ラーメンで有名なマルタイがあり、
関連会社として、台湾の「康師傅」(カンシーフ)という会社があるようです。
インスタントラーメンは日本で初めて作られたものですが、現在では
世界中で食べられていて、年間に食べられる数はなんと936億食!
(2008年、世界ラーメン協会の推定)
その半分を消費するのが中国で、その中国の消費の5割を
まかなうのが前述の「康師傅」なのです。
「康師傅」はあらゆる分野で日本企業で提携していて、インスタントラーメンでは
サンヨー食品、飲料部門ではアサヒビール、
その他にも伊藤忠商事、カゴメ、日本製粉、亀田製菓などそうそうたる
企業と提携し、製品を作っています。
「康師傅」の経営は日本企業とのハイブリット経営、ということも
以前から言われているようです。
どうして日本と組むのか、、、康師傅の創業者によると
「中国大陸の市場は広くて大きい。我々の持つカネ、人材、技術では足りない。
だから日本企業のパートナーを求めた」
ということなのですが、パートナーとなっている企業をみると、大手では
ありながら、トップの企業ではないことにも気づきます。
このあたりに、「康師傅」が世界に出ていくときに競合とならないように、
という思惑が見え隠れしているような気もします。
ところで、ハイブリット経営と言いましたが、私はちょっと前まで
ハイブリット=ハイブリットカー=プリウス
のことかと思っていましたよ。。
ハイブリットって、2つ(またはそれ以上)の異質のものを組み合わせ
一つの目的を成すもの、のことを言うんですねーー。
思わぬところで無知をさらけ出してしまいましたが、台湾の
巨大企業、「康師傅」(カンシーフ)のことも分かったし、ハイブリットの
意味もちゃんと理解できたし、ま、いっか。