こんにちは。
先日、子どもが図書館から、タイトルの「汚れた水はどこに行くの?」という
本を借りてきたので、読んであげたのですが、意外と知らないことばかりで
子ども以上に感心してしまいました。
その答えとしては、浄化槽や下水処理場などの施設を経て、川や海に
流れたり、またそこから蒸発して雲になって雨になったり、と
循環している、というのが、正確なところかもしれません。
だから、台所で捨てたみそ汁の残りが即、川に流れるというわけでは
ないのですね。
浄化槽は、名前の通り使った水をキレイにする槽、なのですが
ではどうやってキレイにするのだと思いますか?
洗剤で洗ったら余計汚くなりそうだし。。。
正解は微生物。目に見えないような小さな微生物が、汚れを
食べて分解してくれる、のだそうです。
(すみません、説明、かなり雑です)
浄化槽を作っているのはこんなメーカー。
株式会社ハウステック(住宅機器・環境設備の開発、製造、販売を行う)
日本ゼオン株式会社(古河グループ)
ニッコー株式会社(高級陶磁器だけではなく、浄化槽等の住設環境機器も)
株式会社クボタ(創業以来、都市の水づくり・環境づくりを行う)
フジクリーン工業(名古屋の浄化槽メーカー)
大栄産業株式会社(総合水処理メーカー)
ダイキアクシス株式会社(愛媛の浄化槽メーカー)
前澤化成工業(上下水道製品が主力)
アムズ株式会社(石川県の水処理施設メーカー)
そうそう、浄化槽では、微生物の力で水をきれいにしてくれている、と
書きましたが、油を直接流したり、洗剤を使いすぎたりした水は
なかなかきれいにならないそう。
それに、掃除で使う、漂白剤などは微生物を殺してしまって、浄化槽が
うまく働かなくなってしまうことも。
工業用水よりも、家庭用水の方が量が多いため、私たちひとりひとりが
気をつけなければ、きれいな水は保たれません。
汚した水は、やがて巡り巡って自分に返ってくるもの。
私も気をつけよーー、と思います。