こんばんは
先日、コクヨ株式会社で開催された
「『エコ+クリエイティブ』が起こすイノベーション」に
参加することができました。
Ustreamでも生中継されたので、見た方も多かったのでは?
(後日、コクヨのサイトにアーカイブが載るみたいです(外部リンク))
第1部は坂本龍一氏とガンダムの監督、富野由悠季氏の対談。
第2部は坂本龍一氏とコクヨの社長さん、黒田章裕氏の対談でした。
まず第1部では
「ガンダム製作の最初のモチベーションとなったのは石油残量があと80年と言われた時期」
「巨大ロボットもので、エネルギーの消費や平和と戦争について考えるきっかけとなればと思った」
といった富野監督の発言から始まり、
『クリエイティブ』という言葉について、
『オリジナリティ』とは、などの興味深い話題がたくさん出てきました。
富野監督は非常にいろいろな事柄に関心をもち、
それに対して一般世論ではなくご自身なりの考えをお持ちで、
さらにその考えをガンダムの世界へ例えてお話されるなど、
非常にユーモアあふれる方でした。
恥ずかしながら私、ガンダムをしっかりと見たことがなかったのですが
これを機に一度見てみなくては!と考えを改めました。
そして第2部ではコクヨの社長さん、黒田さんとのお話。
コクヨで3年前に始められた「エコバツマーク」の取り組みや
その課程で起こった、社内や外注先での様々な「良い」変化のこと、
お客様との関わり方や社員の意識の変化などなど。
エコバツマークの取り組みは今年で終了し、
次回のカタログからは「バツ」の一切ないものが出来上がるのだとか。
つまり、「バツ」のつく商品はなくなった、ということなのです。
黒田さんのお話される姿も初めて見ましたが、関西ご出身のこちらもユーモアあふれる方で、
関西ご出身だからこその「エコバツマーク」の発案があったのだなとひしひしと感じられました。
コクヨでは「エコバツマーク」の他にも、「エコライブオフィス(詳しくはKmonosの記事へ)」や
今回のイベントなど、非常に積極的にエコに取り組んでいる様子。
今回特に印象的だったのは「エコは当たり前のもの」という考え。
第1部でも、第2部でも、それがキーワードのひとつになっていたように思います。
「エコ」という言葉は聞き慣れてしまった感は確かにありますが、
こういったイベントに参加して新しい考えに刺激を受けることができ
非常に貴重な時間を楽しむことができました。