» 2023 » 9月 » 8のブログ記事

もうすぐappleの発表会があるようで、噂されている新作iphoneの性能が気になってしまいます。iphoneに限らず電化製品の性能は日に日に上がっていますね。その性能の進化の裏には様々な要因があるとおもいますが、その中に同じ機能デバイスでも小さなサイズで作成できるようになることやコストが下がることがあげられると思います。

そこで今回は様々な電化製品を支える電子機器や電子部品の設計・製造を行っている株式会社ジーダットを紹介します。ジーダットとはJapan EDA Technologiesの略で、日本のEDA(Electonic Design Automation)業界のリーダーとして先頭に立ち、電子産業の発展に貢献していきたいという思いが込められているようです。このEDAというのは電子機器の設計に使用するソフトウェアなどの概念を差しています。つまり、電子機器の設計ツールというわけです。

なぜ電子機器の設計ツールなのかというと、高度な電子機器に必要な高度な設計のコストを削減するためです。ジーダットが開発しているEDAソフトウェアはレイアウト設計の自動化が可能ため設計期間短縮を行うことができるためコスト削減につながります。

社名通り電子産業の発展に貢献している姿がうかがえますね。皆さんの身の周りの製品の中にジーダットの製品が入っているのではないでしょうか。

今週は「株式会社クレステック」をご紹介します。
クレステックは1984年の創業以来、他社製品の取扱説明書やサービスマン向け修理マニュアルを作成してきました。作成している取扱説明書の種類は、テレビや洗濯機などの家電から医療機器、産業機器までの多岐に渡ります。
そのドキュメンテーション作成ではクライアントだけではなく、ドキュメントを読んだ使用者にも寄り添うことで製品を安全かつ分かりやすく操作できるよう工夫しています。
また、このドキュメンテーションを作成するビジネスをもとに顧客の新製品開発の際の市場動向調査や各国の法令確認、さらに印刷後の作業である梱包う設計や印刷物輸送まで業務を拡大しています。

このようにクレステックは製品開発の全体を一貫してサポートしてくれる企業にまで成長をし、国内に9拠点と海外11か国19拠点のネットワークを構築しています。
日本の製品を世界で販売するためにはその国々のマーケット調査や規格に対応する必要があります。そんな時にクレステックのネットワークによる情報に基づいたコンサルティングが製品にさらに付加価値を与え、クライアントの開発事業を海外に広げることも可能となっているのではないでしょうか。

ものづくり大国日本と呼ばれていたりしますが、その要因には日本の技術だけではなく、人々に寄り添ったアイデアや流通における知識・経験が大きく貢献していることが伺えます。クレステックはその一部を担っている企業と言えるのではないでしょうか。

流れって大事ですよね。この間レンタカーで久々に高速道路に乗ったのですが、料金所があるたびに車を止めて係のおっちゃんと金銭の授受を行わなければなりませんでした。それまで快調にブチ飛ばしていた(あくまで法定速度内!!)のですが、都度流れを止めてタイムロスをしてしまうのがなんともストレスでした。どうしてこうなってしまったのか。それは、私が、ETCカードを所持していないからにほかなりません。

もっともこれにはきちんとした理由があります。私、貧乏学生時代には高速代惜しさにどんなに遠くとも下道で移動するというある意味ストイックな習性があったこともあり、そもそもETCカードを必要としなかったわけです。それが社会人になって振れる袖があったものですから勇んで高速道路に乗ったのですがこのようなざまになってしまいました。以前も自動化のお話をしたと思うのですが、要所要所でボトルネックを解消することで、全体の流れを効率化するというのは非常に大事です。鉄道の駅も有人改札から自動改札にすることで混雑をなくし、高速道路もETCを導入することで渋滞の抑制につなげているのですから。要は早くETCカードを取得しろ。

さて上記の話とはそこまで関係してこないのですが、今回紹介するのは株式会社高見沢サイバネティックスです。こちらの会社は自動券売機や駐輪場管理システム、セキュリティゲートなどといった「特機機器」を主力製品とするメーカーです。券売機と駐輪場は皆さんがよく目にする駅や商業施設で見かけるもので、セキュリティゲートはしばしばオフィスや研究施設などの入口に特定の人物だけを通したい時に設けられる設備です。とくに自動券売機については、株式会社高見沢サイバネティックスの前身である旧株式会社髙見澤電機製作所が世界初の「多能式自動券売機」を開発したことで有名で、こちらの券売機は当時大阪万博が開催されていたころ、その最寄り駅であった北大阪急行電鉄万国博中央駅に設置され、2011年には機械遺産に認定されたそうです。今でこそ無人の自動券売機は駅でも映画館でも当たり前の存在となってしまいましたが、万国博覧会の玄関口ともいえる駅に設置されていたことを鑑みればその先進性の一端をうかがえますね。

株式会社高見沢サイバネティックスの創業時からの理念の一つに「世の中に必要不可欠な会社を創造する」というものがあります。先ほど述べましたが自動券売機も無人ゲートも当たり前の存在になっていることから、逆説的にこの会社が無くてはならない存在になっていること証左でもあります。また近年力を入れている駅のホームドアについても、ほんの十数年前にはごく一部の駅にしか採用されていませんでしたが、最近では都心部の地下鉄を中心に多くの駅で設置されています。いずれホームドアがあって当たり前の存在になるころには株式会社高見沢サイバネティックスはより一層社会に不可欠な会社になっているのかも知れません。

 

ミクロな世界

| 小ネタ! |

今週紹介するのは株式会社エンプラスです。

株式会社エンプラスは埼玉県川口市に本社を置く大手精密プラスチックメーカーです。14か国の国に支社を設置し、トップメニューの開発を支援して、「世界同一・日本品質」を海外でも量産できるような体制を整えているそうです。14か国と24の地域に拠点を置くことで海外売上比率80%まで届いているそうです。

株式会社エンプラスは「プラスチックギアの代名詞」と自負しており、壮絶な自信をもって取り組んでおります。自動車やプリンター・AO機器、家電などでのエンプラス製のものが多く使われているそうです。お客様からの声に応え、耐久性・音・制度などのさまざまな課題を解決し、高い評価を得ているようです。中でも、ものづくりの基本である「金型」にこだわりを持ち高性能なものを作れる理由はここにあるのかもしれません。

他にも半導体の性能を確認するためのソケットの開発、現代の光通信に欠かせない光と電気を変換するプラスチックレンズ、ディスプレイに映像を映すためのレンズ、医療系の分野では血液や試薬を反応させるプレートなどの事業を展開しているそうです。

マクロ・ミクロのような繊細さ、丁寧さが求められる世界で高性能な製品を作り出すのはすごいですね。

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