» 2023 » 9月 » 22のブログ記事

実家に小さい畑があり、断熱シートや雨どい用のシートを調べたことがあるのですが、農業用に使うシートを中心に調べていたら、スマホやPCに使用されるフィルムも製造している会社があることを知りました。

今回はそのフィルムやシートの製造を行っている恵和株式会社を紹介いたします。そもそもフィルムとシートって何が違うのかわからなかったので調べてみたところ、厚さの違いによって分かれるとのことでした。どちらもプラスチックの薄い膜状の製品を指し、厚さが250μm未満のものを「フィルム」、250μm以上のものを「シート」と呼ぶそうです。

スマホや車載モニターでは表面保護や高輝度などの目的でフィルムが使用されているようです。250μm未満の厚さでありながら、フィルムの樹脂や層構造を変化させることで硬度を変化させたり、他にも様々な機能を追加できる用です。

こんなに薄いのに機能を変化させることができるとはすごい技術ですね。身の回りの製品を守っているのは恵和株式会社のフィルムかもしれませんね。

 

将棋

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今週紹介するのはHEROZ株式会社です。

HEROZ株式会社は創業者の1人が将棋でアマチュア全国優勝数回の経歴と当時のアマチュア最高段位である六段を取得しており、その際に実力向上の手助けとなったのが将棋のAIだそうです。そこの経歴から将棋のAIに関する事業に取り組んでおり、「将棋ウォーズ」・「CHESS HEROZ」・「BackgammonAce」の開発などを通じて蓄積した機械学習のAI関連の手法を固有のコア技術として、現役将棋プロ棋士に勝利した将棋AIの開発者などAIエンジニアが開発に取り組んでいるそうです。

将棋AIの開発は機械学習以前は将棋且つプログラムに精通していることが必要とされていたようですが、機械学習導入後は将棋の知識なしで開発が可能になったそうです。さらに、機械学習に関する知識は他の開発分野に応用可能な技術となり、頭脳ゲームだけでなく、大手金融機関などでも導入されるなど様々な業界でも活躍されているそうです。

きっかけとなったのは将棋のAIでしたが機械学習を導入することで他の分野にも応用できる、そんなHEROZ株式会社の応用力もすごいのではないでしょうか。

宝の山

| 小ネタ! |

皆さんはスマートフォンを買い替えたときなどに使わなくなった機器をどうしていますか。予備で持っておく方や下取りに出す方などが多いかと思います。使用済みの家電や携帯電話、パソコンなどで使用されている希少な金属を資源と見立て都市鉱山と呼び、リサイクル分野で注目されています。

そんな都市鉱山に注目しレアメタルの回収・再生の事業を行っているのが「株式会社アサカ理研」です。
レアメタルは昨今のIT製品や次世代製品における必要不可欠な資源です。
しかし地球上においてレアメタルの埋蔵量は少なく、さらに日本においては海外からの輸入に頼らざるを得ないのが現状です。そこでアサカ理研は、リサイクルによってレアメタルを国内で生み出し循環させることで国内企業との取引実績を積み上げています。
輸入に頼りきりではなく、都市鉱山から効率的に回収・再生を行うことでより素早くよりコストをかけずに調達することが出来るため国内からの評価も高い企業となっています。

さらに、レアメタル事業の集大成と呼ぶほどの新たな柱となる事業としてリチウムイオン電池(LiB)事業にアサカ理研は参入をしています。
LiBは主原料の3元素が将来的に供給不足になると言われており、この事業が将来国内のものづくりにおいて重宝されるようになるかもしれません。

日本において無視することのできない資源問題に対して、国内での循環モデルを提唱し実際にそのモデルの一部を担っているアサカ理研の事業はこれからさらに需要が高まっていくことでしょう。これからの日本の資源問題がどのように変わっていくのか目が離せませんね。

増えていく体重をなんとかすべく、エレベータやエスカレータの利用を避け階段を上り下りするよう心掛けていたのですが、さすがにオフィスは高いところにあるので非常に厳しく自分に甘えてしまう毎日です。己の力だけで位置エネルギーを何とかするのは難しいのでエレベータやエスカレータは偉大だなと日々痛感しております。

さて今回紹介するのは守屋輸送機器工業株式会社です。こちらの会社は主にエレベータの製造を行うメーカーなのですが、ひとえにエレベータといっても、三菱電機や日立ビルシステムが手掛ける乗用エレベータではなく、荷物用のエレベータで日本のトップシェアを誇るのが特徴となっております。開発・設計から製造、施工から保守までを一貫して担っており、非常に堅牢で故障率が少ないのも優れた点となっております。

またある程度規格化が可能な人用のそれとは違い、荷物用は何を運ぶのかによって要求する項目が大きく変わってきます。そのため守屋輸送機器工業株式会社では顧客の希望するエレベータをオーダーメイドでカスタマイズすることを得意としており、例えば舞台で使われる緞帳を運ぶための間口が非常に横長なもの(14.5mもあるらしい)を納入した実績もあるそうです。

やはり製造元がそのまま保守までしてくれるというのは利用している側からすると安心材料になりますね。とは言え自分自身の体は自分で保守するほかないのでこれからはしっかりと縦の移動を頑張っていきたい所存です。

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