» 2019 » 11月 » 8のブログ記事

こんにちは。

今週は、富士フイルムホールディングス株式会社が米ゼロックスとの合併事業を解消する、という記事をみかけました。米ゼロックスの所有する富士ゼロックス株は買い取り、ゼロックス全体の買収は断念するそうです。

パソコンやスマートフォンの普及で紙に印刷する機会の減るペーパーレス化によって、プリンターや複合機の世界出荷台数は減少が続いています。消耗品の需要も落ち込みつつあり、米ゼロックスの売上高も前年割れが続いていました。事務機器市場が頭打ちとなる中、富士ゼロックス株の売却で得られる現金から別事業の成長投資を行うつもりのようで、既に米HPへ買収を提案しています。
富士フィルムは富士ゼロックス株に加え、欧米でレーザープリンタなどをOEM供給する合併事業の持ち分なども買い取るそうです。契約見直しによって富士ゼロックスは米ゼロックスへの製品供給を5年続ける一方で、米ゼロックス以外にも供給できるようになりました。富士ゼロックスのOEM販売地域を全世界に広げる考えもあるそうです。

温活。

| 小ネタ! |

こんにちは。

朝晩の気温が低く、活動的になれない今日この頃です。皆様、体調は崩されていませんでしょうか?今年の秋は、長袖を引っ張り出してきた途端に、上着が必要なほど寒くなり、スーパーやコンビニに行っても、身体の温まる食べ物の品揃えが一気に豊富になったように感じます。10月上旬までの暖かさはどこへやら、、
このような状況ゆえに、家でつくる料理もスープ料理が一気に増えました。もともとスープ好きで、家に野菜のストックがある日はスープにしてしまうことが多いのですが、最近はそうでない場合であっても、帰り道で野菜を買い、ほぼ毎日スープをつくって食べています(つくり置きだと飽きてしまうので、、)。マイブームは、トマトベースのスープです!トマト缶と鶏肉と野菜を入れ、味付けして完成です。手抜き料理ではありますが、この手軽さも魅力だったりします笑 特にトマト缶は、万能かつ、リーズナブルなため、私の常備アイテムの1つとなっています。

そこで、今回はいつもお世話になっている、トマトや野菜の製品で有名なカゴメ株式会社についてご紹介したいと思います。カゴメ株式会社はトマトの栽培からスタートした企業です。始めに製造した製品は、現在のトマトピューレに該当するトマトソースであったそうです。その後、トマトや野菜を含んだジュースやソースなどの製造販売へ幅を広げ、現在に至ります。企業内には、研究所も存在し、*人の健康寿命への貢献*を目標に、野菜の栄養・安全性のある原料や技術・価値の実現の3点について、開発、研究を行っているそうです。たしかに、商品を見ていると、食生活の不足を補うような商品やレトルトなどの手軽な商品が多く存在しており、現に私が日々お世話になっているものばかりで、研究が市場価値にしっかりと結びついているように感じます。企業の方針が、商品やサービスとして具現化されているという、カゴメ株式会社の魅力をまた1つ知ることができ、これからさらに利用していきたくなりました。

こんにちは。

今日は窒化ガリウムの話をします。食べ物ではありません。窒化ガリウムは近年、シリコンに変わる半導体材料として需要が拡大している新素材です。もともとは青色発行ダイオード(LED)に使用されることで有名になったもので、聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。そんな窒化ガリウム、シリコンよりも電力変換効率や電力密度が優れており、またコストも低い、という理由から、様々なデバイスへの利用が進んでいます。最近だと、Anker社が窒化ガリウムの特性を活かして、コンパクトかつハイパワーを謳った急速充電器を発売していました。半導体分野における窒化ガリウムのシリコンに勝る性能は、次世代の通信規格5Gの整備においても大きな需要が期待されており、5Gが標準インフラとなれば更に多くのシステムに需要が見込めるため、現在窒化ガリウムを将来的なビジョンに盛り込んでいる企業も多いようです。

今回はその窒化ガリウムビジネスに研究開発費を投じて、従来のビジネスから大きくかじを切った住友電気工業株式会社をご紹介いたします。同社は、ワイヤハーネス:自動車内で電気や信号を送る専用の電線が売上高の4割を占め、世界シェアは25%と首位の自動車関連事業を展開する企業です。シェアトップにも関わらず、自動車メーカーからの値下げ要請や同業他社との値下げ競争により営業利益は減少を続けている一方で、今月同社は5G関連需要を見据え、情報通信事業の営業利益見通しを大幅に上方修正しています。

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