こんにちは。
今日は、北國銀行がオープン勘定系システムの稼働基盤をMicrosoft Azureに移行する、という記事を読みました。銀行のバンキングシステムをパブリッククラウドに全て移行する事例としては国内初だそうで、2021年の稼働を目指しています。Azure採用の理由としては、同行が2015年にオンプレのWindows Server, SQL Serverを基盤にした勘定系システム「BankVision」を導入しており、移行がそのままクラウド上に移行する形となるようです。
本日は「北國銀行」のご紹介です。同行は、銀行業務を中心に総合的な金融サービスの提供に係る事業等を行っており、石川県を地盤とし、富山県、福井県を中心に展開しています。地方銀行では初めてATMでの手数料を完全無料化するなど、革新的なサービスを導入しています。
過去にも銀行のシステムをクラウドに移行したケースはありましたが、いずれもメインフレームとなる決済系はオンプレでの稼働でした。ATM手数料の無料化と同様に、北國銀行に追随して行く銀行が増えていく、、のでしょうか。