こんにちは。
EUで使用されているGPSのような観測衛星システム「ガリレオ」が障害で1週間ほどダウンしていたそうです。(現在は復旧)
原因は時刻同期の失敗の可能性が高いとのこと。
「ガリレオ」はイタリアとドイツにある「Precise Timing Facility(PTF)」という施設にあるセシウム時計と定期的に時刻を同期しているそうなのですが、この同期が失敗してしまうと衛星の軌道予測の計算がずれてしまい、測地機能の精度が狂ってしまうそうです。
EUの測位衛星システム「ガリレオ」が大規模障害で全システムダウン中
https://gigazine.net/news/20190718-galileo-system-down/
正確な時間を知っていることが、衛星システムには必要不可欠なんですね。。
ということで本日は時計に関する企業をご紹介します。
シチズンホールディングス株式会社は主として時計事業、電子デバイス事業、電子機器製品事業及び産業用機械事業の分野において生産及び販売活動を営んでいる企業です。
腕時計は国内最大手であり、世界でのシェアも高いことで有名です。
元々は大正7年に尚工舎時計研究所として創業し、懐中時計「CITIZEN」を発売したことから後にブランド名・社名の由来となったそうです。
現在ではクオーツ式の時計を主に製造しており、チタン外装や太陽光発電(エコ・ドライブ)・電波修正などの最新の技術を駆使した製品を発表しています。時計以外では子会社のシチズン・システムズが電卓、電子辞書、健康関連商品(血圧計・体温計)などの販売も行っています。
また、シチズンでは「シチズンオブザイヤー」という賞を運営しています。
これは、日本人および日本に在住する外国人の中から、市民社会に感動を与えた、あるいは市民社会の発展や幸せ・魅力作りに貢献した市民を選んで表彰するというものです。
有名人やタレントではなく、あくまでも一般市民を対象にしている点が特徴的ですよね。
どうやって選ぶかというと、1月から12月までに発行された日刊紙(朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、日本経済新聞、産経新聞の東京および大阪本社版、北海道新聞、河北新報、東京新聞、中日新聞、西日本新聞)の記事の中から、シチズン・オブ・ザ・イヤー事務局が候補として20人(グループ)をノミネート。翌年1月に開かれる選考委員会で決定されるとのこと。
有名でなくても、陰ながら社会に貢献している人が表彰されるのは素晴らしいと思います。