» 2019 » 7月 » 12のブログ記事

こんにちは。

今週末は3連休ですが、数年に一度の大雨の可能性があるそうです。
特にどこかに行く予定があるわけではないのですが、雨の影響で災害などが起こることもあるそうなので、早く梅雨が明けてほしいです。。

3連休の月曜日は「海の日」ですが、今日は海にまつわる企業をご紹介します。
三井海洋開発株式会社は世界各国の民間石油開発会社や、産油国の国営石油開発会社を相手に、洋上で石油・ガスの生産を行うための「浮体式海洋石油・ガス生産設備」の建造、操業にかかわるサービスを提供しています。

従来の石油生産施設では海底にプラットフォームを固定する方式で、設備本体のほかに海底パイプライン、陸上の貯蔵タンク及び港湾積出施設等、インフラの建設に多額の投資が必要でした。しかし三井海洋開発株式会社の「浮体式」では、こうしたインフラを必要とせず出油までの工期も短期間であるというメリットがあるそうです。
また、高度な係留技術を利用することによって、固定式よりも大水深の海域での石油・ガス生産に対応しています。

こういったメリットや、世界的な原油高を受けて石油開発事業者の開発投資も高まっているため現在とても需要があるそうで、めちゃくちゃ儲かっているんじゃないかな、、と邪推しています。
調べてみると、2011/12期の売上高は1299億6800万円でしたが、2014/12期には3785億2300万円にまで増加しており、額もさることながら、2年で倍になっているのはすさまじいです。。

また、世界初の浮体式潮流・風力ハイブリッド発電システム「skwid(スクイッド)」の開発にも携わっています。
skwidは、潮の流れと強く安定した海風の2つのエネルギーを組み合わせ、効率的に電気に変える、世界初の浮体式潮流・風力ハイブリッド発電システムだそうです。
従来の技術では、洋上で風力発電をすること自体はできていたそうなのですが、風力発電にはそもそも起動時に外部電力が必要でした。
そこでskwidでは潮力発電という波の力をモーターに伝え発電する仕組みを兼ね備えることで、風力発電の弱点だった起動時の電力を賄えるようにしています。
それによって、離島向けの独立電源や災害時の非常用電源など幅広い分野での活用も期待されており、2013年にはグッドデザイン賞を受賞しています。
https://www.g-mark.org/award/describe/40146

日本には排他的経済水域が広く存在してたくさんの資源が眠っています。しかしそのほとんどは開発の採算が取れなかったり、技術的に開発困難なんだそうです。
そういった問題が、三井海洋開発株式会社の技術で突破されたらとても素敵ですね!

こんにちは。

今日は働く環境について考えてみたいと思います。世の中には様々な業種があり、それぞれ働く環境というのは異なっています。農家は畑などの耕作地で働き、大工は建設現場で働き、私のようなサラリーマンはオフィスで働きます。では、「働く」にあたっての良い環境とは何でしょうか。職種を問わない、一般的な条件としては、職場の温度・湿度などの気候条件、照明・振動などの物理的条件、有害物質や臭気などの科学的条件の3つが挙げられます。こうした条件が整っている職場環境では、社員が心身ともに生き生きと働くことができ、効率や生産性の向上につながる、として重要視されています。

また、研究や商品開発を行うような職場では、こういった条件に加えて、労働者の活動をより活性化するような環境づくりが求められており、その「環境づくり」そのものをビジネスとして展開している企業もあります。そこで本日は、そういった環境づくりを中心として研究施設事業を展開する「株式会社ダルトン」をご紹介いたします。同社は、化学研究施設で使用される実験台などの設備機器や、学校などの教育現場で使用される教卓、生徒用実験台などの製造販売を行うメーカーです。また製造販売に加えて、そういった施設の環境づくりをトータルで提案する事業を行っています。実際の導入事例では、マヨネーズで有名なキューピーグループの研究開発オフィスの設計が紹介されていました。こちらの研究所とオフィスが1つになった複合施設、非常にユニークな構造になっています。一番の特徴は、5階建ての建物を、研究開発フロアとオフィスフロアが交互になるように設計することで、部署間のやり取りが誘発されるようになっている点。また、研究フロアは個人で集中できるスペースをしっかりと設ける一方で、皆での試食などに用いるオープンなスペースも準備されていて、ここで研究してみたいと思える環境でした。

こういった+αの環境を整備するうえで重要なのは、実際にそこを使う人々が何を重視するかだと思います。「働くのに何も不自由がない環境」と「ここで働きたいと思える環境」では、発揮されるパフォーマンスに大きな違いが出てくるはずです。意欲的に働ける環境づくりを、自分なりに考えていきたいです。

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