こんにちは。
建物の建材であるコンクリートなどは、石灰石を原料としたセメントに、砂や砂利を加えたものでできています。そして、その石灰石は、天然資源の少ない日本において、自給率が100%という数少ない天然資源であることはご存知でしょうか。
今回は、そんな石灰石の産出量が国内トップクラスである日鉄鉱業株式会社を取り上げたいと思います。
昭和14年に日本製鐵の鉱山部門が独立した日鉄鉱業は、現在、国内最大の規模である高知県の鳥形山鉱業所をはじめ、全国各地に石灰石鉱山を保有しています。そして、そこでは年間約2000万トンの石灰石が生産され、国内・海外の鋼鉄メーカー・セメントメーカーへと販売・輸出されていきます。また、鉱物資源を活かした難燃性の無機質紙などの開発が行われています。
また、日鉄鉱業は、かつて日本で金属鉱山の開発・創業をしていました。現在、日本ではほぼとんどの金属鉱山が閉山しているため、同社は海外の銅鉱山の開発、そして銅の精錬をしています。
石灰石はセメントだけでなく、ガラスや肥料の原料になったり、鉄鋼の精錬に使われたり、食用や飼料として加工されたりと、意外と身近なものに使われています。たまには身近なものが何でできているか、それはどこで作られているのか・採集されているのかに目を向けてみるのもいいのではないでしょうか。
» 2016 » 11月のブログ記事
こんにちは。今日の出勤時、何気なくコンビニに寄ったら、アサイードリンクが売っていたので前々から少し気になっていたこともあり購入してみました。濃厚で味もすっきり、栄養価もとても高いとあるのでこの値段にも納得という感想を今のところもっています。とは言えもう少し詳しくアサイーやそのほかの商品について知りたくなったので、今日はこのドリンクを扱っている株式会社フルッタフルッタを取り上げたいと思います。
フルッタフルッタは神保町に本社を置く、外食産業、飲料、食品、化粧品他メーカー向け原料卸および輸出などを主に行っている企業です。ブラジル最大手アマゾンフルーツサプライヤーCAMTA(トメアス総合農業協同組合)産フルーツ原料の国内‘独占’輸入販売代理店(且つアジア唯一の代理店でもある)というアドバンテージをもち、アサイーが日本でこれほど知名度を得るきっかけを作った企業と言っても過言ではないのではないでしょうか。主力商品の原材料アサイーですが、その品質に対する拘りは相当なもので、砂糖・香料・保存料は不使用、ブラジル農務省が規格化した三段階のグレードの中の最高濃度であるGROSSO(グロッソ)アサイーのみを輸入しているそうです。人気の裏には単なる一過性の流行などではない、消費者のニーズを鷲掴みにする真の実力があるのです。
ここでアサイーについての基礎的な情報を簡単にまとめたいと思います。アサイーはブラジル原産のヤシ科の植物で、外観はブルーベリーに似ているという印象です。その一粒の中で食べられるのはわずかに5%程度ですが、その中に他のフルーツには見られないほどの豊富な栄養素や抗酸化成分が蓄えられており、それを知った人々の驚きが「スーパーフード」という呼称に表れています。実際ポリフェノール、鉄分、カルシウム、食物繊維等々が含まれており、例えばポリフェノールはブルーベリーの18倍、カルシウムは牛乳の3倍であるなどブルーベリーも真っ青、牛乳も顔面蒼白といった感じで、今まで頑張ってきた食物たちに同情もしたくなるというものです。
しかしながら、大変意外なことに、このスーパーフードが現地ブラジルで原産地意外に出回るようになったのは比較的最近であるというのです。アサイーはブラジルの過酷な環境の中で生育し、その環境に適応する過程で特筆すべき栄養素を持つにいたったわけですが、なんと長時間の常温保存に向かない果物なのです。この状況を2000年ごろに変えたのが前述したCAMTA(トメアス総合農業協同組合)で、具体的には工場内での生産、冷凍状態での物流を実現し、それ以降リオ・デ・ジャネイロなどの大都市圏の人口にも膾炙し始めたという経緯があります。2016年のオリンピックでもアサイーは毎朝の60,000食の食事でも提供されていたということなので、流通網の整備が進められたことは正に画期的な事業であったと言えそうです。
今回は、普段何気なく手に取っている商品が、どれほどの過程を経て作られているのかを知るのはとても楽しく大切なことだと改めて思いました。
こんにちは。今日はいつもより暖かくまさに秋晴れといった感じで気分も晴れます。こんな日は外で散歩でもして気分転換をはかりたいものです。ところでよく新宿をぶらつくのですが、南口を出て左方面に甲州街道沿いをまっすぐ歩くと結構目立つ洒落た建物があることに気づきます。と言うより前から存在は認識していたのですが、あるラジオ番組でおそらくその建物についての話しがなされていたのを聞き、その時にその周辺を調べてみた結果「IDC OTSUKA」という建物だということがわかりました。というわけで前置きが長くなりましたが、今回取り上げるのは、株式会社大塚家具です。
大塚家具の創業は1969年3月、当初の社名は株式会社大塚家具センター、場所は埼玉県春日部市でした。1972年、販売専門会社株式会社桔梗が設立され、ほぼ同時に株式会社大塚家具センターは業務を仕入れ会社に変更。その後、1978年12月に株式会社不二越銃砲火薬店(1978年7月商号を株式会社大塚家具に変更)が、株式会社大塚家具センター、株式会社桔梗、合資会社大塚箪笥店を合併しました。今日に至るまで次々にショールームを開設していき、日本を代表する総合インテリア企業として上質な世界のインテリア・家具をリーズナブルな値段で提供することに注力してきたということです。実際にホームページを閲覧してみると、様々な家具が取り扱われていることに驚きます。全フロアをくまなく探せば、生活に必要な家具で見つからないものはないのではないかと思えるほどです。また、サイトにはヴァーチャルショールームというコーナーがあり、実際に店舗に足を運ぶ前に商品がどのように展示されているのかを確認することもできます。計画立てずに店内を迷うのもとても楽しいと思いますが、日頃忙しくできるだけ効率的に買い物を済ませたいとお思いの方にはうれしいサービスなのではないでしょうか。
さて最後に、今TBS系列で放映中の連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」において大塚家具が美術協力をしているそうです。メインキャラクター・津崎平匡の自宅を手掛けているそうで、男の一人暮らしでも帰りたくなる北欧テイストの部屋を演出したということです。「女の子でも居やすい空間にこだわりつつ、一人暮らしのマンションであるということもおさえ、壁の色から木材に至るまでディテールにこだわっています。」(http://www.idc-otsuka.jp/media/tv_nigehaji/)という言葉通り、自分もこんな風な部屋に住めたら少し楽しいだろうなと思える内観でした。ご興味のある方は大塚家具のラインアップをチェックしてからドラマを見るとより一層楽しめるのではないでしょうか。
こんにちは。最近近所のスーパーなどに行くとお菓子コーナーの一角が冬の新作商品でいっぱいに積まれています。クリスマスの香りがするようなチョコレートなどが並んでいるとついつい足を止め一つ一つ眺めてしまいそうです。きれいなパッケージを見つけるとついついジャケ買いしそうになります。というわけで今回は、魅力的な日本のお菓子界を長年に渡り牽引している森永製菓株式会社を取り上げたいと思います。
森永製菓の始まりは1899年(明治32年)創業者・森永太一郎が「森永西洋菓子製造所」を設立した時にさかのぼります。そして1912年(大正元年)に現在の名となり、翌々年には黄色いパッケージでお馴染みのミルクキャラメルを庶民の手に届く価格で製造することに成功しています。その後も、板チョコレート、ミルクココア、マリービスケット、チョコフレーク、チョコボール、小枝、ハイチュウ、チュッパチャップス、おっとっと、ウイダーインゼリーなどなど数え始めるときりがないほどのブランドを生み出し、商品は国境を越え海外でも質の高い日本のお菓子として販売されているようです。
さて、そんな森永製菓の11月の新作商品をホームページにて閲覧することができますが、さっそく商品を見てみたいと思います。11月の新作商品数は10個で、ハイチュウ、ダースチョコレート、生ミルクキャラメル、小枝アイスバー、チョコボールなどが含まれますが完全に新商品というわけではなく、今までも人気のあった主力商品にアレンジを加えてバリエーションが増やされているという印象を受けます。また冬を感じさせてくれる商品がもっとバーッと出てくると思っていたのですが、思ったよりその気配がなく、冬の新作を紹介できるのは来月以降となりそうです。締りが悪いですが、今日はこれで終わります。