こんにちは。
文化庁が24日、2013年度の「国語に関する世論調査」の結果を公表しました。
その中で、今回初めて詞や英単語などと「する」を組み合わせた造語の使われ方の実態が調査されました。
文化庁が選出した造語10語について、「使うことがある」と答えた人の割合が次のようになっています。
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「使うことがある」と答えた人の割合(%)
チンする 90.4
サボる 86.4
お茶する 66.4
事故る 52.6
パニクる 49.4
愚痴る 48.3
告る 22.3
きょどる 15.6
タクる 5.9
ディスる 5.5
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上位3つは当たり前のように使うし、もはや他にどんないい方があるか悩んでしまうくらい
定着した言葉のように思います。
これと併せて行われた慣用句の意味に関する調査(選択式)でも、本来の意味を選択した割合が
9年前の調査結果より減少しています。
私は慣用句などはなるべく本来の意味で使いたいと思ってはいますが、きっと気付かぬうちに
違った意味で使っていることが多いと思います。
大学生時代に日本語学の先生が「言葉は時代にあわせて変わるものだから、これが間違っている、とは一概には言えない」
と仰っていたのを思い出しました。
現代は外来語なども多く、言葉の変化は速度を増しているように感じますが、
日本語の良さというものを残しつつ変化を受け入れていくというのは、とても重要なことなのではないでしょうか。
国語の辞書を出版している上場企業は、ベネッセやKADOKAWAなどがあります。
文章を書くときにはそれなりに気を使いますが、話しているとなかなかそうはいかなかったり。。。
きれいな日本語をすらすらと話せたらとても素敵ですね。
ではでは今日はこの辺で!