こんにちは!hikaru です。
信越化学工業が、モーター用の高性能磁石に使う
レアアースを半減するそうです。
kmonos ブログをいつも読んでいる方、ちょっと前に
僕がこんな記事を書いたのを覚えているでしょうか?
前の記事では、”レアアースを使わないモーター”
を取り上げましたが、今回は “半減” です。なぜでしょう?
モーター用磁石に使われるレアアースには 1 つだけでなく、
今回信越化学工業が半減したものは、”ジスプロシウム” というものです。
一般的なネオジム磁石は、温度が高く (100℃くらい) なると磁力が
弱くなってしまう性質があります。
材料にジスプロシウムを加えることで、耐熱性を向上されられるのです。
エアコンやハイブリッド車に使われるモーターの磁石は
200℃くらいになるので、耐熱性の向上が不可欠です。
信越化学工業は磁石の表面にジスプロジウムを塗ることで、
使用量を減らしているそうです。
コーティングするイメージでしょうか。
すこし難しかったかな。。。
それではまた!