世界の美津濃

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どんなスポーツをしていても見るブランドの一つにミズノがあります。私は高校生まで水泳をしていたのですが、キャップやレース用水着はミズノ製品を使っていました。ミズノは水泳に限らずどの分野でも品質の高いものを提供している印象があります。その品質の高さから海外選手でミズノ製品を使っている人もちらほら見かけます。今回はそんな美津濃株式会社について紹介します。

美津濃株式会社は1906年水野利八と弟の利三で水野兄弟商会として創業しました。水野利八は、アメリカで見た野球に感銘を受けて日本でも野球を広めようと、野球製品や運動用ウェアの製造を始めます。戦前からミズノは単に道具を作るだけでなく、スポーツ大会の主催やルールの普及にも尽力しました。例えば、関西学生連合野球大会を主催したり、高い場所から野球ボールを落としてバウンドの高さを測り野球ボールの規格を制定しました。その後、野球だけでなくゴルフ、スキー、陸上など他スポーツにも事業を展開します。戦後の高度経済成長期には、科学的なデータに基づいた製品開発を加速させます。特に1980年代には、現在もトップアスリートから支持される「ミズノプロ」シリーズや、独自の衝撃吸収素材を搭載したシューズなど、世界に通用する技術力を確立しました。

このように多くのスポーツ分野に進出してきた水野ですが、現在その事業はスポーツにとどまりません。過酷な作業現場で体を守るワークウェア、さらには高齢者の歩行をサポートするシューズなど、「運動生理学」の知見を活かした製品を展開しています。

野球に感動し、国産の野球製品を広めたいという創業や水野利八の思いから始まった美津濃ですが、今ではスポーツにとどまらず多くの分野で人々の生活を支えていることが分かりました。

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