鉄と空間

| 小ネタ! |

以前自分の家で使うためのイス(オフィスチェア)を購入した際に、なぜかイスの売り場で「SOHO用品」という言葉をよく目にしました。見慣れない単語だったのですが、とりあえずここならイスがたくさん置いてあるんだな~というぼんやりした認識のまま過ごしていました。意味を調べてみたのですが、どうやらそれもそこまで明確な定義ではないようです。SOHOは「Small Office/Home Office」の略で、マイクロオフィスやテレワークと同じような意味、ととらえて良いようです。仕事をするときに使うようなインテリア製品、と覚えればよさそうです。

今回はそんなSOHO製品を製造する「株式会社くろがね工作所」をご紹介します。机やイスなどのSOHO用品を中心に、分煙キャビンや病院向けの設備ユニットなど、幅広い分野で利用される家具・設備の製造を行っています。社名に入っている”くろがね”は鉄の古い呼び方です。社名の通り、くろがね工作所の製品には鉄が欠かせません。先ほど挙げた製品以外にも、長年培った技術を応用して、クライアントの希望に合わせたオリジナルのスチール製品の製造も行っているそうです。

普段こういった製品がどうやって製造されているかを見ることは少ないですが、工場や製造過程の写真を見るとやはり壮観でかっこいいです。私たちの身の回りにあるくろがね工作所の製品、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

最近ほぼ毎日コーヒーを飲んでいます。飲むコーヒーはペットボトルや缶、インスタントも多いですが、時間があるときは自分で淹れて飲むようにしています。おいしいコーヒーを飲みたいのもありますが、コーヒーを入れている時間が気持ちを落ち着ける時間になっているのが大きいです。最近は休日のルーティンになっています。

今日はそんなコーヒーの輸入事業を行っている石光商事株式会社についてご紹介します。石光商事株式会社はコーヒーや紅茶の輸入や加工、販売を行うコーヒー、飲料事業や、加工食品、エビなどの水産物を含む食品事業、そして日本食を海外へ発信する輸出事業を行っているそうです。

特にコーヒー事業では生産国ごとにエリア担当と生産国ごとにエリア担当という専任担当者を置き、15か国以上のサプライヤーとのサステナブルな関係を構築し、お客様と産地をつなぐことで付加価値の高い原料商品を提供しているそうです。

コーヒーの生産国は発展途上国も多く、チョコレートなどと同じでフェアトレードが話題になっている分野でもあります。そんな中石光商事株式会社はサプライヤーとのサステナブルな関係を構築しているのはさすがだなと思いました。これからもコーヒー分野の発展に伴って石光商事株式会社はさらに大きな会社になるのではないかと思いました。

皆さん、紅茶やコーヒーを嗜む時、どのようなカップに入れていますか?

特にこだわりがない方は、マグカップ入れて飲んでいることが多いのではないでしょうか?私もその一人でしたが、マスターが自分にあったティーカップを選んで紅茶やコーヒーを提供してくれるレトロな喫茶店に行ってから、ティーカップやコーヒーカップの魅了されました。

さて、今回紹介するのはティーカップを始めとした食器や陶器を始め、原料のセラミックやマテリアル、加工に使用する研削・研磨の製造・販売している「ノリタケ株式会社」です。こちらの会社は、日本で初めて、欧州の文化であるディナーセットを製造しました。白磁陶器や原料に牛の骨を焼いた骨灰であるボーンチャイナなど「白」へのこだわりを原点に、100年以上の年月を重ねて上品なデザインや造形の追求、日本特有の技を継承してきました。特にノリタケ株式会社のボーンチャイナは、気品を感じさせる温かみと清純さ、艶やかな光沢を備えています。そのため、日本食の文化とも相性が抜群で、漆器などと組み合わせても違和感がないそうです。

日本特有の文化かもしれませんが、食事は味だけでなく、目からも楽しめます。その目で楽しむをより一層引き立ててくれるのが食器の存在です。皆さんも、自分にあった食器をノリタケ株式会社の製品から見つけて、目で楽しめる食事を一度体験してみてはいかがでしょうか?きっと毎日の食事があなたの中で特別なものになれますよ。

一人暮らしをしてから刺身などの生魚を食べる機会が減った気がします。そのせいで実家に帰ったときは逆に必ず1回は刺身を食べるというルーティンができました。今回ご紹介する会社はみんな大好きなサーモンにまつわる会社です。

今回は「株式会社オカムラ食品工業」をご紹介します。青森県内に3つしかない東証スタンダードの企業の一つで、サーモントラウトの養殖や、筋子、数の子の加工品の製造、販売を中心に行っている会社です。特に養殖事業に注力しており、デンマークの子会社で培われた知見を活かして、日本で初めてサーモントラウトの卵からの養殖に成功したそうです。青森やデンマークで生産されたサーモンは、長年培われた加工技術を生かしてヨーロッパ国内や日本の食卓に届けられています。最近では新青森駅の構内に筋子の冷凍自動販売機なんていうものも展開しているそうです。

残念ながら私の実家の食卓にサーモンのお刺身が出てくることは珍しく、お刺身だと決まってブリ、ハマチ、ワラサのどれかです。お気づきかと思いますが、出世魚なので全部同じ魚です…。なんだかお腹がすいてきましたね。長年培われた技術が詰まったオカムラ食品工業のサーモン、ぜひ探してみてはいかがでしょうか。

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