9月に入り、晴れていなければ外に出ても比較的涼しく感じるようになりました。とは言え通勤・通学のために徒歩移動をすれば、まだ汗をかく程度には暑いでしょう。屋外の気温から逃れる方法は人それぞれですが、私はスーパーに立ち寄ることが多いです。もちろん買い物もしますが、大量の商品棚から放出される冷気を一身に受けて、体を冷ましています。

今回紹介する中野冷機株式会社は、そんなスーパーやコンビニなどで利用される冷蔵・冷凍機能付きショーケースの開発・販売を行っています。スーパーの限られたスペースを有効活用するためにショーケースの高さや幅はある程度統一されていますが、実は陳列される商品ごとに、棚などの構造が異なるのです。例えば同じ高さの精肉・鮮魚用のショーケースと乳製品などのショーケースを比較すると、精肉・鮮魚用では棚が手前側(お客さん側)に傾います。これは肉・魚の発泡トレーと牛乳などの紙パックによる包装形式・見せたい部分の違いや、液体・固体といった中身の差からなるものです。他にも卵用のショーケースは台車が丸ごと収まるような構造になっているなど、さらに大きく差別化されているものもあります。商品ごとに適したショーケースを使うことで、効率的な陳列を行い、私たちの購買意欲を高めてくれるのです。

ネットスーパーも普及しつつありますが、実物を見て買える実店舗のスーパーの利点は消えないと思います。中野冷機株式会社は食料品の保存と陳列という面から私たちの食生活を支えてくれることでしょう。また、中野冷機株式会社は物流センター向けの冷蔵保管システムにも携わっており、仮にネットスーパーの支配が強まったとしても、倉庫での保管に中野冷機株式会社は関わり続けるはずです。工夫を凝らした食料品の陳列で私たちが楽しく自炊生活を送れることに感謝しながら、これからもスーパーでの買い物を楽しんでいこうと思います。

医療機器の技術

| 小ネタ! |

先日久しぶりに体調を崩したのですが、適切な治療のおかげで次の日には問題なく仕事に復帰することができました。社会人になってからしばらく歯医者に通い続けていたこともあってお医者さんには頭が上がらないなぁと思うのですが、技術者の端くれとして、どちらかというと人間の技術だけではなく医療機器などにも興味が出ます。

今日はそんな医療機器の商社でありながらメーカーでもある日本ライフライン株式会社についてご紹介します。

日本ライフライン株式会社は医療機器商社として世界の最先端の医療機器を国内に導入するために治験や薬事承認手続きを海外メーカーに代わって行っています。また、全国の医療現場をカバーする約50の営業拠点に配置された各領域の専任者を通じて医療機器を届け、安全かつ正しく使用するための製品情報を提供しているそうです。また、医療機器メーカーとしては心腔内除細動システムやオープンステントグラフトというオンリーワンの製品を製造しているそうです。

このように日本ライフライン株式会社は医療機器の製造と普及を一手に行っている会社です。そう考えると、日本ライフライン株式会社の技術によって救われている命がたくさんありそうですね。

台風が上陸してしまいました!私は北海道出身で台風が北海道に上陸するころには大体温帯低気圧になってしまっていたので、こちらの台風の強烈さに体が追い付かず、雨風のすごさと低気圧で少し体調を崩してしまいました・・・。

今日はそんな台風などの雨風が引き起こす波から消海岸や河川などの岸を守るテトラポッドを作る会社である株式会社不動テトラを紹介します。

株式会社不動テトラは消波ブロックとして有名なテトラポッドだけではなく様々な形の消波ブロックが製造しています。そのほかにも土木技術や地盤改良技術によって災害に強い国土づくりや地域社会づくりを行っていて、テトラポッド以外にも道路や鉄道、ダム・河川など様々な施工実績があります。具体的には荒川中堤西小松川町地区護岸工事や米国Amazon大型倉庫地盤改良工事などがあるそうで日本だけではなく海外の地盤改良もしていることにはとても驚きました。

株式会社不動テトラのおかげで災害が多いこの日本という国でも安心して暮らせていると感じました。これからも株式会社不動テトラに注目したいと思います。

当たり前を作る

| 小ネタ! |

大学時代は豪雪地帯に住んでいたのですが、至る所で電線の地中化工事が進められていた記憶があります。東京の都心だと電線を見かけない場所も多くなってきましたが、雪国に住んでからは「都会よりも雪国の工事を先に行わないとまずくないか…?」と考えるようになりました。でもずっと地中に埋めない状態でも毎年切れたりしているわけではなさそうですし、杞憂かもしれません。

今回は「SWCC株式会社」をご紹介します。電線業界大手4社の一つにも数えられ、電線、ケーブル、光ファイバーなどの通信、送電用ケーブルやその関連商品を製造しています。街中の電線ってそんなに種類があるのか?と思いましたが、大きな送電線用と高圧に耐えられるケーブルや海底ケーブル、地面に這わせるために防蟻剤が入ったケーブルなど、種類は様々。データセンターのような大電力が必要な施設が増えてきていること、変電所の増設などの背景から、こうした電線の需要は非常に高いんだそうです。

当たり前に街の中にある電柱などの地味なインフラも、SWCCによって作られた製品が支えてくれています。安定した電気を送ってくれる電線やケーブルに感謝しながら生活していきたいですね。

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