島々をつなぐ通信網

| 小ネタ! |

フィリピンには、約7,000の島々があるという話を聞いたことがあったのですが、今回調べ直していると、2016年の公式調査で7,641島に更新されていて、さらに近く14,572島にまで増加するということを知って驚きました。その膨大な数の島のうち5,000以上は人が住んでおらず、名前すらついていない島も多いそうです。地形が複雑な分、海底ケーブルなどの通信インフラ整備には相当な工夫が必要になります。

そんな国で、通信事業の可能性に早くから目をつけ、光ファイバーネットワークを基盤とした通信インフラの整備と運営を行っているのが、今回紹介する株式会社アイ・ピー・エスです。現地法人を通じ、メトロマニラから全国へとネットワークを広げ、高速・大容量の通信を提供しています。

現地ではいまだに十分な通信環境が整っていない地域も多く、特にビジネス用途では、安定したインターネット接続が企業活動を左右します。自社で敷設した海底ケーブルや陸上光ファイバー網を活用し、それらのニーズに応えています。単なる回線提供にとどまらず、法人向けの専用線サービスや、通信インフラを活かした都市開発のパートナーとしても実績を重ねています。

離島国家におけるインフラ整備は、生活の質を大きく左右する要素です。日本とは違った環境に挑む姿から、技術だけでなく、視野や志の広さも学んでいきたいと感じます。

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