こんにちは。
皆さんは、テレビ番組で飲食チェーンの工場見学の特集を見たことはありますか。食品関連でも様々な食品の製造工程を紹介されています。その製造過程の様子を見ていると、どれも美味しそうに見えてお腹が空いてくることもあるかと思いますが、私は食品を製造する機械が気になってしまいます。パンの生地が綺麗にまとまっていく様子や、生地の中にタネが入っているハンバーグや肉まんなどが成形されていく様子を見ていると、美しいと思ってしまいます。
ということで、今回はレオン自動機株式会社について紹介します。
こちらの会社は「自動包あん機」などの食品機械の開発、製造、販売をされています。社名のレオンは、粘性や弾性の流動を解明するレオロジー(流体学)に由来するそうです。そして、レオロジーを発展させ、食品の口当たりや香りを扱い、食品を成形する「レオロジカル・エンジニアリング」を提唱されています。
こちらの会社が販売されている機械には、おはぎや柏餅などの菓子食品を製造できる「火星人」、無添加でも美味しいパンの生地を作る「ストレスフリーストレッチャー」などがあります。火星人というインパクトのある名前の機械では和菓子や洋菓子だけではなく、ハンバーグなどの食品も製造できるそうです。こうした機械の発明によって、従来手作りしていた食品を機械化するだけではなく、アイスクリームをお餅で包んだお餅アイスなどこれまで世の中になかった新しい食品を作ることも可能になったそうです。
既存の食品製造プロセスを機械化するだけではなく、新しい食品を提案する姿勢はこれまでにない、何か新たなものを生み出す際に必要なものそのものですね。