皆さんが家電を購入する際に決め手となる条件はなんでしょうか。
家電には多機能なものや人間工学に基づいたもの等、色々な種類があります。高性能なものはやはり目を引きますが、高価であるため手を出しにくい一面があります。
逆に安価なものは性能不足や、故障の心配などが出てきます。しかし一概に安かろう悪かろうでもなく、安価な家電にも良い製品が数多く存在していることをご存知でしょうか。
ジェネリック家電という1世代前の技術を利用した家電は、世代差を利用することで低価格での販売を実現しています。家電は開発スパンが短いため、1世代前でも十分な性能が期待できます。
またこの家電は機能面が必要最低限に絞られていることが多く、多機能ではない反面シンプルで扱いやすい性質があります。扱いやすさを求める人には嬉しい家電ですね。
今回はこのジェネリック家電の製造販売を主とするツインバード工業株式会社を紹介いたします。
ジェネリック家電メーカーは最新鋭の技術や多機能であること以外の面から、良い製品の追求が求められます。
つまり大手家電メーカーとは別の土俵で顧客のニーズを満たす必要があり、ツインバード工業株式会社は特にこの路線を突き進んでいる会社となっています。
大手家電メーカーが製品にしないようなニッチな商品も開発することで、差別化をより鮮明にすることにも成功しています。
この会社のタグラインは、「ぜんぶはない。 だから、ある。」となっています。これには柔軟さと職人気質なユニークさをもつという意味が含まれており、他の家電メーカーが供給できないニーズを満たしていく姿勢をくみ取ることができます。
正面から業界に求められているニーズに応えるのではなく、一部の特殊なニーズにも対応することで利益を上げていく戦略は素晴らしいですね。