名前を守る工夫

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名前って大事です。会社が提供するものやサービスには必ず会社名がついて回ります。良いものや良いサービスを提供し続けていれば、会社名はいつしかブランドになり、その会社だから買ってくれるという人が増えていきます。会社名には、信頼を蓄える貯金箱のような役割がありそうです。

そうやって地道に信頼を築き上げた後に、突然そっくりな名前の同業他社が現れたらどうなるでしょうか。多くのお客さんが間違って偽会社の商品を買ってしまうかもしれません。最悪の場合、質の悪い商品を販売したと誤解され、これまで築き上げた信頼に泥がついてしまうかもしれません。

そんな誤解から会社名や商品名を守ってくれるのが商標権です。ある名前について商標登録を認められた者は、他者がその名前を使った場合に、差し止めや損害賠償を請求することができます。

商標登録は現在利用していない言葉に対しても行うことができ、例えばライオン株式会社は「NO17」という言葉を商標登録しています。一見、ライオンとNO17に関連はなさそうですが、「NO17」を180度回転させてみると、「LION」に見えることに気がつきます。パッケージが類似の偽物が出回るのを防ぐために、予め商標登録を行っているようです。
こんな風に、紛らわしい商品の流通を防ぐために予め商標登録を行っている例は他にも見られます。例えば、落としても割れない丈夫な腕時計の「G-SHOCK」の例です。「G-SHOCK」を販売するカシオ計算機株式会社は、「A-SHOCK」から「Z-SHOCK」まで商標登録することによって、紛らわしい商品の流通を防止しています。

良く知られている会社名や商品名を少し変えた言葉の商標登録状況を調べてみると、面白い発見があるかもしれませんね。

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