» 2015 » 8月のブログ記事

バイオベンチャー

| 小ネタ! |

こんにちは。
夏の暑さも下り坂に差し掛かってきたようにくすり
感じられる気候になってきましたね。
クーラーをつける生活が続く事で体調を崩されたり
などはしていませんか?また冷たいものの食べ過ぎに
よって胃を壊したり、という事もあるかもしれません。
そういった際にはやはり薬を使うのが一番かもしれません。
本日ご紹介する株式会社デ・ウエスタン・セラピテクス研究所
(以下DWTI)は新薬を開発するベンチャー系の企業です。
薬のベンチャーはいったいどのような形態なのでしょうか。

◉DWTIという会社
 DWTIは愛知県名古屋市に本社を置く創業16年目の比較的
若い会社です。しかしながら資本金は23億円近くあり、
薬のビジネスの市場の巨大さを窺い知ることができます。
しかも従業員数はなんと13名。すごいですね。
新薬の開発は困難ですがその分売り出す事が出来れば
製薬会社との契約報酬や販売によるロイヤルティーによって
安定した収入を得られるというところが製薬の強みでは
ないでしょうか。

◉大学教授から
 現DWTIの会長はもともと大学で教鞭を振るっていた方で、
大学で薬の研究を進めたのちに全国各地から仲間を集い、
製薬事業を開始したそうです。度々困難、挫折が立ちはだかる
製薬の過程の中でも決して折れない心、情熱を持った精鋭
だからこそ国内のバイオベンチャーとして成長していけたの
だと思います。

 ジェネリックとは違う完全な新薬を開発するDWTI。
その背景にはどこか泥臭さが感じられるような情熱を
持った人々が多く関わっていました。

ポッキー販売50周年

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こんにちは。

江崎グリコ株式会社の販売するあのポッキーが、
今年の8月20日で販売50周年を迎えたそうです。
ポッキーの歴史は思った以上に長いようです。

さて、江崎グリコは50周年を迎えたポッキーを
9月1日から大幅リニューアルするそうです。
製法や原料の見直しや、プレッツェル部分の改良など行うそうです。
これはこのリニューアルを告知することによって
ライトユーザの購入率を上げる戦略でもあるそうです。

ポッキーは海外でも親しまれており、世界30ヶ国で販売されているそうです。
そういえば私は後輩から香港限定のポッキーをもらった事があります。
味は海老味とあわびスープ味の2種類でした。
しっかりとした味がしてお菓子に、つまみに調度良いポッキーでした。
調べてみたところ中国国内では、香港限定の他に上海限定のポッキーも存在するそうです。
上海限定はフカヒレスープ味、北京ダック味、四川料理味、上海蟹味だそうです。
どれも中国で有名なものばかりですね。

9月1日のリニューアルを楽しみに過ごしたいと思います。

最短20分で荷物が届く!

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こんばんわ。

本日は楽天株式会社
新しく開始したサービス「楽びん!」について紹介します。

楽天が展開しているインターネット通販「楽天市場」で購入した商品を対象に、
最短20分で荷物を届けるサービスがこの「楽びん!」です。
注文してから20分というのは恐ろしく早いですが、
それに加えて自宅や会社以外の場所を指定して受け取ることも出来るという柔軟性も
特徴の一つかと思います。さらに、24時間受け取りも可能というのだから驚きです。
対象商品は飲料品・食料品・日用雑貨など450の商品にのぼるそうです。

今回は試験的に渋谷区・目黒区、世田谷区・港区の4区で行われるそうで、
利用状況に応じて今後エリア拡大や商品の拡大を行うそうです。

宅配便サービスの差別化は、やはり配送スピードかと思います。
諸費者にもメリットがわかりやすいというのは大きいですね。
ただこの競争が更に激しくなる分配送する方の負担が大きくなる
のではないかと思います。
配送スピードの差別化を否定するわけではありませんが、
何か他のところで価値を出せないのかなぁと個人的には思ったりします。
それが思いつけて、実現できるなら私は宅配業界に行きます…
それだけ難しいことだとは認識していますが、期待はしたいです。

今後楽天のこの動きを受けた企業がどう動くかにも注目したいところです。

新薬のお手伝い

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こんにちは。d5c9a17d0e444500b5289224cb8a50b3_s

本日は、「臨床試験受託業界」を紹介します。
別名として、CROとかSMOと呼ぶことが多いです。
この業界については、あまり聞いたことのない方が多いと思います。
私は就活当初、この業界を中心に周っていたので簡単にまとめてみようと思います。

まず、新薬ができる過程を少し知っておく必要があります。
新薬開発の流れは、以下のようになっています。

1.基礎研究(薬の候補になる成分の発見・創製) 2~3年
2.非臨床試験(1で見つけた成分が有効かどうか動物実験) 3~5年
3.臨床試験(人を対象に有効性・安全性を確認) 3~7年
4.承認申請・審査(厚生労働省に製造販売の許可をもらう) 1~2年
5.製造販売後調査(消費者を対象に調査) ~10年

これを見てわかる通り、新薬一つ開発するのにも莫大な年数が掛かります……。
更に、かかるコストも莫大です。

さて、いわゆる「治験」というのは、3の臨床試験のことを指しています。
臨床試験はさらに、フェーズ1、2、3に分けられます。
フェーズ1は少数の健康な人を対象に、フェーズ2、3は患者さんを対象にしています。
よくアルバイトにある「治験」は、フェーズ1の段階なんですね。
治験のバイトは副作用が心配だ~という声を聞くことがあり、私もそう考えていたのですが、
安全性については2の動物実験でよく確かめられているので、そうそう体を害するようなことは起こらないのだそうです。

本題に戻りますが、新薬開発の過程で一番期間が長いのは3の臨床試験です。
期間が長いだけではなく、
治験に協力してくれる病院・患者さんの募集、患者さんに対する同意取得、リストアップ、データの収集、スケジューリング、書類作成などなど……やることがたくさんあります。
これを製薬会社がすべて自分でやろうとすると、治験担当の社員を雇うための莫大なコストがかかります。
そのため、治験業務をアウトソーシングするのが一般化していき、このために誕生したのがCRO・SMOです。
長かったですね……。

CROは以上の仕事を担当しているため、とても忙しい職種となっています。
一人で何ヵ所も病院を持つことが多く、営業さんのようだなぁと思いました。
その分やりがいが多く、社会に貢献できる仕事だと思います!
長々と失礼しました~。

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