こんばんは。
さて今日は札幌臨床検査センターの事業内容などをご紹介しますね。
社名から、札幌にある臨床検査をする会社なんだなーとは伝わるかと思うのですが。
1965年に札幌市内に、病気の検査や健康診断の検査などを請け負う会社を設立したのが始まりで、
検査の内容を広げたり、システムを改善したりして拡大してきたわけですが、
大きな変化は1994年に調剤薬局事業を始めたこと。
この事業は今では臨床検査事業よりも大きな売り上げを誇っています。
そう調剤薬局事業は利益率が高い事業なのですよね。。。
その他には時代のニーズを汲んで食品衛生環境検査、放射線管理など、事業の幅を常に広げることに
余念がないようです。
そんな同社の有報を覗いてみると、事業等のリスクという項目があって、株主に対して
わが社はこんなリスクが考えられますよ、でも認識してるから対策して気を付けるよ、
というのを対外的に公表しています。
同社のリスクはこんな風です。
(1)当社の事業に対し、法的規制等が実施されていることについて
→事業ですからねえ。。。
(2) 診療報酬及び薬価基準の改定について
→薬局をやるにはこれは重要ですよね。
(3) 人材の確保及び育成について
→これは今社会的な問題になっている薬剤師不足のことですね。
(4) 社会的信用力の低下について
→法令順守の徹底ができない子会社などが出てきたらどうしようなど
(5) 調剤薬局店舗出店条件について
→病院のそばに積極的に出店してる調剤薬局だけど、病院自体が赤字になると大変だよね
等々・・・
ほんとに心配し過ぎなくらいかと思ってしまいますが、このような許認可が必要な仕事は政治によって
がらっと先行きが見えなくなることがあるんですねー。
有報にはどの会社にも、この事業等のリスクが記載されています。
気になる会社はどんな問題を抱えているのか、ぜひ調べてみてくださいね!