引き続き穴のあいた口内炎が痛みます。
こんにちは、あいぼです。
口内炎があまりにも痛むので対処法をいろいろ調べていたら、
はちみつを塗るといいという記事をみて、直接塗るのはこわいので
パンにはちみつをつけてたべてなおることに期待してみました(笑)
前置きがながくなりましたが。。
今日は、パンをつくるのに欠かせないイースト菌についてのおはなしです。
もともとパンが日本に入ってきたのは、織田信長の時代で当時お米に親しんでいた日本人には
なかなか受け入れられなかったようです。
その後鎖国時代に突入し、唯一開かれていた横浜、長崎、函館の3港付近に外国人居住区ができ
その外国人のためにパンを作る職人が増え、だんだん日本にもパンの文化がなじんできたそうです。
パンを作るときに重要なのがパンの種。
当時のパン職人さんは独自のパンの種を代々親方から受け継いで、オリジナルのパン製法をもっており
その製法を盗まれないようにどこに行くにも持ち歩いていたほど最重要なものだったそうです。
そんな中、明治にヨーロッパで開発された圧搾酵母が日本にも輸入され、国内でも酵母の研究が
さかんとなり、その中でも発酵速度の早いイーストが外国で開発され日本輸入されはじめ
イーストをつかった製法が主流となっていったそうです。
そんななか、国内でもイーストの開発がさかんとなり、大阪の大手製パン業者であるマルキ号製パンや
製薬会社の三共(現在の第一三共)やビール会社の大日本麦酒(アサヒビールとサッポロビールの前身)が
相次いで開発をはじめたそうです。
その後、北海道大学の北嶋氏が麦芽根を利用したイーストの製法を発見し、工業化のために
各方面に働きかけ、日清製粉の正田氏が中心となり日本初の酵母会社、
オリエンタル酵母工業株式会社(日清製粉本社グループの子会社)が誕生し、
本格的に国産イーストの製造が開始され、日本でも安定した高品質のパンが提供できるようになり
パンの文化が広がっていったんだそうです!
こうみてみると、パンの要であるイーストの開発にはいろいろな分野の業種が関わり
開発されていたんだなぁ〜とおもいます!
とくに製薬会社はとても意外でした〜