こんにちは
「本日Happy Birthdayな社長」さんのところに載っている
株式会社精養軒。
「精養軒といえば、マドレーヌですよね~」なんて、
隣の席のmikaさんと話していたのですが、
改めて調べるとちょっと違うみたい。
今日は精養軒について、調べてみました。
株式会社精養軒。
沿革をみると、明治5年にフランス料理店として築地に創業したのが始まり。
この創業ですが個人でのんびりと始めたわけではなく、
岩倉具視らの協力のもと、外国からの要人の接待に使うレストランとして開業したのだとか。
また、「天皇の料理番」と呼ばれた秋山徳蔵氏は、築地精養軒の料理長を務めていました。
精養軒といえば「ハヤシライス」も有名です。
精養軒の林さんというコック長がまかない料理として作ったという説もあるほど。
(ハヤシライスの語源については諸説あります)
現在の精養軒は上野にあります。
これは上野公園の開業と同時に築地精養軒の支店としてオープンしたもの。
しかし築地精養軒が火事で焼失してしまったため、
本店を上野精養軒として、現在に至るのだとか。
ところでマドレーヌの精養軒は、この精養軒とは違うのでしょうか?
ウィキペディアによると、マドレーヌの精養軒は「神田精養軒」。
これは昭和24年(1949年)に精養軒ホテルベーカリー部門が独立し、
別会社となったものだとか。
しかし2009年に親会社の第一経営とともに事業を停止しています。
もうマドレーヌは食べられないの?と思ってしまいますが、
埼玉県川口市にあるパン屋さんで、いまでも受け継がれているのだそうですよ。