皆さん、小学生の頃に授業一環として何か植物を育てる体験をしませんでしたか?

私は1年生の頃にアサガオを、2年生の頃に野菜を一年かけて育てる体験をしました。野菜に関して実を収穫して食べることを楽しみに、植物の病気対策などを両親と一緒に考えるほど燃えていたのを今でも覚えています。

さて、今回紹介するのはスーパーやホームセンターの売り場でよく見かけるタネや苗を提供している「株式会社サカタのタネ」です。こちらの会社は、生産者や農業法人などプロ向けの製品から、ガーデニング勤しむ方向けの製品まで幅広く提供しています。また、株式会社サカタのタネのブロッコリー65%、トルコギキョウ75%というグローバルな種子市場で圧倒的なシェア率を誇っています。その様な株式会社サカタのタネが力を注いでいるのは、100年以上の歴史の中で積み重ねた豊富な遺伝資源を用いて、多様なニーズにあった植物を生み出し続けることです。日本のトマトはピンク系ですが、海外は赤が主流といった点であったり、環境によってかかりやすい病気が違ったりなど、トマト一個をとっても様々なニーズがあります。株式会社サカタのタネは、日本の厳しい環境を利用して様々な耐病性育種を開発したり、多様な遺伝子資源のかけ合わせによって、素材の味や見た目を調整しています。そのため、世界でも株式会社のサカタのタネの苗やタネは愛されているのですね。

自分で育てた植物のタネを用いて一から新たな品種を作ろればいいのではと思う方もいらっしゃいますが、一つの新たに品種を作ろうとすると10年はかかるそうです。皆さんも株式会社サカタのタネが培ったタネを買ってみて、栽培してみてはいかがでしょうか?

ガラスの思い出

| 小ネタ! |

高校時代は地元である札幌の観光名所を自転車で巡る遊びをしていました。その中でもモエレ沼公園にあるガラスのピラミッドがすごくきれいだったことを覚えています。

家から自転車で片道30分程度かかっていましたが、お気に入りの場所だったので結構頻繁に足を運んでいました。とても良い思い出です。

さて、今日はそんなガラスで有名なAGC株式会社について紹介します。

AGC株式会社は建築ガラス事業やオートモーティブ事業、電子事業や化学品事業など様々な事業を行っていて、特に建築ガラス事業では1909年に日本で初めて板ガラスの国産化に成功し、現在は世界市場トップレベルのシェアを有しているそうです。

またAGC株式会社のグループ企業であるAGC硝子建材株式会社は先ほど話したモエレ沼公園にあるガラスのピラミッドの施工事例があるそうです。

ガラスというのは建材として綺麗なうえに、加工によってさまざまな特性を持たせることができます。今後もガラス産業においてAGC株式会社は世界に大きく貢献していくことでしょう。

今年はオリンピックもあった影響でスポーツ熱が高まっている感じがします。私はいろいろなスポーツを観るのが好きなのですが、個人的には体育館スポーツ、なかでも最近はバスケットボールに注目しています。国内ではBリーグが今週開幕、2年後のリーグ改革に向けて今までになかったような大規模なアリーナが次々と整備されています。最新鋭の機器を使った光や音の演出にも注目が集まりますね。

今回はそんなアリーナの演出を支えるアビックス株式会社をご紹介します。こちらの会社ではアリーナ、スタジアム、大型商業施設などで用いられるLEDビジョンの設置、運用、メンテナンスまでを一貫して行っています。ビジョンの例を挙げると、屋内向けでは円柱型や球体型、屋外向けでは光を通す透過型のビジョンなど、様々な種類があります。中でも茨城県のカシマサッカースタジアムに設置されている、場内をぐるっと1周するリボンビジョンはなんと長さ500m。あまりにも巨大すぎてどうやって設置しているのか気になりますね…。

フルカラーLEDディスプレイのメーカーシェアでは国内トップ。信頼と実績を積み重ねたアビックスのビジョンは、これからもいろいろな場所で私たちに幻想的な光景を見せてくれそうです。

人がいない倉庫

| 小ネタ! |

今年の年明けに生まれて初めてコストコへ行ったのですが、倉庫をそのまま陳列棚とすることによる在庫の物量に驚き、また食料品・衣服・家電がエリアの仕切りもなく同じフロアに陳列されていたことに不思議な感覚を持った記憶があります。商品陳列のスタイルや取り扱う製品は好きなのでまた行きたいと考えていますが、商品一つあたりの内容量が多くある程度まとめ買いを前提としており、一人暮らしでは持て余す可能性が高いことが悩みの種です。

さて今回紹介するのは、西部電機株式会社です。物流倉庫内における自動搬送システムを開発しています。コストコは店として多くの人が利用しますが、そうでなければ可能な限り倉庫のスペースを利用して多くの製品を格納できる方が良いか思います。機械を用いたシステムは人間よりも狭いスペースで動作でき、また遠隔操作を可能にすることで安全性にも優れています。西部電機株式会社はこの機械部分だけでなく、段ボール箱などを積むラックや入出庫のためのステーションなど保管に用いるあらゆるものを標準化することで、稼働までの期間を大幅に短縮することに成功しました。

小さいころから牛乳瓶の自動販売機が動く様子を眺めるのが好きで、同じように目的の場所まで一回で到達し次々と目的の製品を運び出す倉庫の自動搬送システムは、機械好きとしてもワクワクします。最近はオンラインスーパーなども普及し始めており、倉庫はさらに複雑な役割を求められることになるかと思いますが、西部電機株式会社は搬出入の面で物流を大いに助けてくれるのではないでしょうか。

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