皆さん、小学生の頃に授業一環として何か植物を育てる体験をしませんでしたか?
私は1年生の頃にアサガオを、2年生の頃に野菜を一年かけて育てる体験をしました。野菜に関して実を収穫して食べることを楽しみに、植物の病気対策などを両親と一緒に考えるほど燃えていたのを今でも覚えています。
さて、今回紹介するのはスーパーやホームセンターの売り場でよく見かけるタネや苗を提供している「株式会社サカタのタネ」です。こちらの会社は、生産者や農業法人などプロ向けの製品から、ガーデニング勤しむ方向けの製品まで幅広く提供しています。また、株式会社サカタのタネのブロッコリー65%、トルコギキョウ75%というグローバルな種子市場で圧倒的なシェア率を誇っています。その様な株式会社サカタのタネが力を注いでいるのは、100年以上の歴史の中で積み重ねた豊富な遺伝資源を用いて、多様なニーズにあった植物を生み出し続けることです。日本のトマトはピンク系ですが、海外は赤が主流といった点であったり、環境によってかかりやすい病気が違ったりなど、トマト一個をとっても様々なニーズがあります。株式会社サカタのタネは、日本の厳しい環境を利用して様々な耐病性育種を開発したり、多様な遺伝子資源のかけ合わせによって、素材の味や見た目を調整しています。そのため、世界でも株式会社のサカタのタネの苗やタネは愛されているのですね。
自分で育てた植物のタネを用いて一から新たな品種を作ろればいいのではと思う方もいらっしゃいますが、一つの新たに品種を作ろうとすると10年はかかるそうです。皆さんも株式会社サカタのタネが培ったタネを買ってみて、栽培してみてはいかがでしょうか?