今週はkmonos用に色々記事を眺めていて気になったのがDC事業を行っているピクセルカンパニーズ株式会社です。ピクセルカンパニーズは、1986年に設立された情報通信系の企業。本社は東京・虎ノ門で、資本金は約52.8億円、社員数は60人弱です。この会社の主な事業は「データセンター事業」と「システムイノベーション事業」です。データセンター事業では、AI・ディープラーニングなど大量の演算が必要な処理に対応するため、高性能GPUを使ったクラウドサービスやコンテナ型データセンターの提供を手がけています。システムイノベーション事業では、企業向けのサーバー/クライアントシステムの構築や運用支援、あるいはITコンサルティングなど、ITインフラまわりの支援を行っています。近年は特に「AI × GPU インフラ」に注力しており、福島県大熊町に新たなコンテナ型データセンター施設を建設中で、冷却効率を高める水冷システムを使うなど、単なるサーバを置くDCではなく、生成AIなど次世代の重い処理に耐えうるモダンな仕様を備えようとしているそうです。AIの急速な普及でDCの需要ももっとも高まっている時期だと思うのでもっともっとDC事業を拡大していってもらいたいです。
kmonos ネタ探しをしていると非常に見慣れたなんだかなつかしくなるロゴを見つけてなんだろう!と思い見てみると私の地元である北海道の卵のパックについているロゴでした。
今回はそんな株式会社ホクリヨウについてです。
ホクリヨウは、札幌に本社を置く“卵の会社”で、1949年の設立以来ずっと鶏卵と卵加工品を中心に事業を続けています。生産から販売までを自社で一気通貫で管理している点が特徴で、農場は HACCP 認証、パッキング工場は FSSC 22000 認証を取得するなど、品質と安全基準をかなりしっかり押さえています。鶏の飼育環境や独自配合の飼料にも気を配り、安心できる卵を届けることを軸にしている会社です。
公式サイトでは「たまごを学ぼう」や「たまごのある風景」といったコーナーが用意されていて、卵そのものの知識や使い方、ちょっとした豆知識まで紹介されています。企業としての姿勢が“単に卵を売る”というより、「普段の食生活に卵がどんな形で関わっていけるか」をちゃんと伝えようとしているように見えます。
全体的に、日常の食卓に当たり前にある“卵”を、裏側の生産体制まで含めてきちんと支える会社という印象で、北海道から全国へ安定した供給を続けている点が特徴的です。
年末に北海道に戻った時はホクリヨウの卵を食べようと思います。
普段の生活で目にする単語で「この漢字は絶対こう読まないだろう」という、見た目と読み方にギャップのある漢字がいくつかありますが、「瓦斯」もその一つです。一見「がき」、「がし」のように読めるかもしれないのですが、実は「がす」と読みます。英語に直すとgasです。昔のベルギーの科学者によって「混沌としたもの(カオス)」を由来として命名され、「瓦斯(ガス)」という言葉が広がっていきました。今回はそんな瓦斯を扱う会社について紹介します。
今回紹介するのは東京ガス株式会社(登録上の商号:東京瓦斯株式会社)です。初代社長は現在の1万円札にもなっている渋沢栄一です。明治時代に欧米からガス灯が輸入され、ガス事業の需要が高まったことで東京府瓦斯局が開設され、その後民間に移されるときに渋沢栄一らによって東京瓦斯会社か設立されました。現在は関東地方1都6県の主要都市でガスの小売り事業を展開するほか、海外でも複数拠点を構え事業を展開していたり、環境に配慮した再生可能エネルギーの供給や、ガスを軸にした地域課題の解決にも力を入れています。グループ全体の従業員数は15000人を超え、幅広い領域で事業を展開しています。
ガスといえば風呂を沸かすとき、料理をするときなど、私たちの普段の生活には欠かせないものです。安定して快適な生活ができているのは東京ガス株式会社のような企業があってこそなのだと実感しました。
普段スマホで写真を撮るとき、レンズの奥にどれほど細かな世界が広がっているのか、あまり意識しないかもしれません。実は半導体やディスプレイの製造過程では、レンズではなくフォトマスクという、極小パターンを写し取るためのガラス板が肝になります。いわば精密製造の下絵のような存在で、これがなければ回路も液晶も形になりません。
今回は、そんなフォトマスクの製造を専門に手がけるテクセンドフォトマスク株式会社を紹介します。同社は半導体用・FPD(フラットパネルディスプレイ)用など、多様な産業向けにフォトマスクを提供する企業です。
同社の特徴は、用途に応じたフォトマスク技術の幅広さにあります。半導体製造向けでは、線幅がナノメートル領域に近づく中で、描画精度やパターンの均一性といった厳しい条件に応える設備を整えています。一方、FPD向けでは大型サイズのガラス基板にも対応し、ディスプレイの高精細化に合わせた微細パターン形成を実現しています。
今後は次世代半導体や高解像度ディスプレイの需要増に伴い、フォトマスクへの要求もさらに高まると考えられます。精密技術を積み重ねてきた同社が、その変化をどのように捉え、新しい製造現場を支えていくのかが楽しみです。