魔法の薬

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皆さん小さい頃、薬は苦手でしたか?

私は、薬自体は苦手ではなかったですが、錠剤タイプの薬を飲みこむことが苦手で、小学校低学年までシロップタイプか粉薬を希望して薬をもらっていました。同じ効果の薬でも形状や味が違ったりする薬は魔法みたいと当時感じていたことが懐かしいです。

さて、今回紹介するのは東京大学発のバイオベンチャー企業であり、産学連携による創薬研究と開発を行っている「ペプチドリーム株式会社」です。こちらの会社は、独自の創薬開発プラットフォーム(Peptide Discovery Platform System)を活用し、革新的な医薬品の創出に向けた各種事業を展開しています。PDPSとは、極めて多様性の高いペプチドライブラリーの創製とヒット化合物のスクリーニング技術を融合した創薬開発プラットフォームのことで、創薬の標的とするタンパク質に対して、選択的に結合能を有するヒット化合物を迅速かつ高効率に探索することができます。そのため、PDPSをペプチドリーム株式会社では、「こういう薬が欲しい」という願いに応じて、柔軟に薬をデザインし、製薬業界や科学界に貢献してきました。

そんなペプチドリーム株式会社ですが、実はバイオベンチャー時代に特殊ペプチドを人工合成し、創薬に結びつけることに世界で初めて成功し、世界から大注目された経歴があります。そこを起点に、今では最先端のペプチド創薬を中心に120を超える創薬開発プログラムが進行しつつ、不治の病を治す薬の探求をしてます。

生きたい!という人々の願いを叶え、希望を与え続ける魔法のような薬を生み出し続け、今も奔走しているペプチドリーム株式会社の姿を日々追い続けていたいですね。

16歳の頃から高専~大学院と工学系に関わり続けていると、ロボット系の行事や研究は常に人気があり、勢いがあることを実感します。高専ロボコンは学校の中でも特に大きなイベントの一つですし、大学でも人とのコミュニケーションを重視したロボットの研究室は、私のいた学科の目玉でもありました。今でこそコンピュータ寄りの人間になりましたが、工学系に入ったきっかけの一つはロボットです。

今回紹介する川田テクノロジーズ株式会社は土木から建築ソフトウェアまで様々な事業を取り扱っていますが、その中の一つにロボット事業があります。NEXTAGEと名のついたロボットは、製造現場用途向けでありながら、人間と同じく顔や二本の腕をもっています。これは人と共存して働くことを念頭に置いて開発されたためで、一つの動きに特化させるのではなく様々な作業に対して柔軟に働くことが出来ます。このNEXTAGEはロボット製品としては主力となっており、2018年から現在まで4種類がリリースされています。展示会など外部露出も多いようなので、もしかしたらどこかの施設で見られるかもしれません。

人とのコミュニケーション又は機械的な作業、そのどちらかに特化したロボットはよく見られ、実際に開発もしやすいのでしょう。しかしその両方を合わせることで、人が楽しく働くためのロボットという新しい分野を拓いてくれるのが川田テクノロジーズです。最近はファミレスでもロボットを見ますが、私の職場でもロボットが働き始める日がくるのでしょうか。楽しく働くことができそうです。

日本は資源小国と言われ、海外輸入に頼っていることが多いといわれています。しかし日本にも資源採掘や開発を行っている会社があります。

今回紹介する日鉄鉱業株式会社もその一つです。日鉄鉱業株式会社では資源事業として、国内最大規模を誇る鳥形山鉱業所をはじめとした全国各地に石灰石鉱山を有しています。そのため、鉱石部門として石灰石の生産量とその加工品の生産量は国内トップクラスだそうです。

他にも地熱エネルギー開発として九電みらいエナジー株式会社大霧発電所に蒸気供給を行っています。地熱発電は再生可能エネルギーの中でも季節や天候に左右されないこと、発電時のCO2排出量がほぼ0であることなどの利点があり注目されています。全国でもこの発電所はトップクラスの安定した発電実績があるそうです。

日鉄鉱業株式会社の事業を見ていくと、日本にもまだまだ資源はたくさん眠っていると感じます。石灰石と地熱発電、どちらも現在の日本には無くてはならないものです。そんな資源を開発している日鉄鉱業株式会社にこれからも注目していきたいと思います。

なんでも屋さん

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仕事をしていると、「あの人なんでも知ってるな」「あの人なんでもできるな」という人が近くにいるという方、多いのではないでしょうか。新卒で入社して少し月日は経ちましたが、まだまだ「なんでもできる人」を名乗るには程遠く、毎日学ぶことがたくさん出てきます。

今回は「藤倉コンポジット株式会社」をご紹介します。コンポジットは二つのものが合わさった、合成物や混合物という意味を持つ言葉で、その名の通り、様々な分野で利用される加工品の製造を行っています。元々工業用のゴム製品の製造加工を行っていたこともあって、ゴムが使われる救命ボートのような救命機器、自動車用部品の製造も行っていますが、ゴムを使う製品以外でも、非常用モバイル電源やバッテリーレスセンサー、そしてゴルフクラブのシャフト(簡単に言えば棒の部分ですね)も製造しています。守備範囲が広すぎて、「加工品の製造」以上にうまくまとまる言葉を見つけられません。なんでも屋さんという表現がぴったりな気がします。

ゴム製品の加工から始まって関連製品を展開していったらすごい量に…。発想力もすごいですが、なんでも作ることに挑戦する精神は、私たちの普段の仕事でも参考にできそうです。次はどの分野に進出するのか、今後の動きにも注目したいところです。

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