石灰石

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皆さんは「石灰石」と聞いて何を思い浮かべますか?実は、私たちの身の回りにあるビルや道路、さらには鉄鋼などの製造に欠かせない、日本の産業を根底から支えている資源です。今回は、そんな資源開発のプロフェッショナル、日鉄鉱業株式会社についてご紹介します。

日鉄鉱業は1939年に設立された、東京都千代田区に本社を置く企業です。社名からも推察できるように、もともとは日本製鐵(現・日本製鉄)の原料部門が独立して誕生しました。最大の強みは、国内自給率100%を誇る石灰石を中心とした「資源事業」です。栃木県にある葛生鉱業所をはじめ、国内各地に大規模な鉱山を保有し、長年にわたり日本のものづくりに不可欠な資源を安定供給し続けています。

しかし、同社の事業は石灰石だけにとどまりません。鉱山開発で培った高度な技術を応用し、「機械・環境事業」や「不動産事業」など多角的に展開しています。例えば、トンネル工事などで発生する濁水をきれいにする水処理装置や、粉塵を防ぐための集塵機といった環境保全に貢献する機械の製造・販売も行っています。また、地熱発電をはじめとする再生可能エネルギーの開発にも積極的に取り組んでおり、資源の有効活用を通じて持続可能な社会づくりに貢献している点が非常に印象的です。

さらに、国内のみならず、チリでの銅鉱山開発をはじめとした海外事業も積極的に展開しており、グローバルな視点で資源確保に挑んでいます。

普段、私たちが直接「日鉄鉱業」という名前を意識する機会は少ないかもしれません。しかし、一歩街へ出れば、彼らが掘り出した石灰石から作られたコンクリートが建物を支え、その技術が環境を守っています。まさに、見えないところで社会の土台を築き上げている、技術力と信頼にあふれた「社会の縁の下の力持ち」と呼べる企業ですね。

街中でもアウトドアブランドのロゴを見かけることは多いですが、中でもザ・ノース・フェイスは、登山やキャンプだけでなく、日常のファッションとしても定着しています。実はその日本での展開を長年支えてきた存在があります。

今回紹介する株式会社ゴールドウインは、スポーツ・アウトドア分野を軸に、企画から製造、販売までを一貫して手がける企業です。機能性とデザイン性を両立させたウェアづくりを強みとし、競技スポーツからライフスタイル領域まで、幅広いブランドを展開しています。

同社は日本におけるザ・ノース・フェイスのブランドパートナーとして、単なる輸入販売にとどまらず、日本の気候や体型、使われ方に合わせた商品企画や市場づくりに深く関わってきました。その結果、アウトドアの専門ギアという枠を超え、都市生活にも自然に溶け込むブランドとして浸透していきました。

近年は環境配慮やサステナビリティにも注力し、素材選定や生産プロセスの見直しを進めています。アウトドアで自然と向き合ってきた企業だからこそ、次の時代に向けた責任あるものづくりが進められている印象です。機能と感性の両立を追求する姿勢は、これからのスポーツ・アウトドア業界でも一つの指標になっていくのではないでしょうか。

買取ショップ

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「大黒屋」と聞くと、駅前のチケットショップを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、今回ご紹介する大黒屋ホールディングス株式会社は、1947年創業の老舗の質屋・ブランド買取事業をルーツとする企業です(オレンジ色の看板のチケット大黒屋とは別法人になります)。

同社の核となるビジネスは、ブランドバッグ、時計、ジュエリー、貴金属などの買取・販売、そして「質預かり」による融資です。長年の歴史で培われた、本物を見極める「真贋鑑定」の技術と、適正な査定力が最大の強みとなっています。

最近では国内にとどまらず、中国を中心としたアジア圏など海外市場への展開を強化しているのが特徴です。日本の高品質な中古ブランド品(JAPAN USED)を世界へ届けるグローバルな流通網を構築しており、単なる「街の質屋さん」から、ITと鑑定技術を掛け合わせた「リユースのグローバル企業」へと進化を遂げています。

一見、身近な中古ショップに見えますが、実は日本の「おもてなし」と「目利き」の技術を世界に発信している会社なんですね。

小さい頃からおもちゃや電気製品を分解するのが趣味だったのですが、今でもたまに電気製品の分解動画を見てしまいます。ジャンク品を安く仕入れ、小さな部品を交換するだけで中古品同様に使えるようにする動画は、とてもロマンがあります。

今回紹介するニチコン株式会社は、コンデンサを主力とする電子部品メーカーです。コンデンサは電気を蓄えたり放出したりする部品で、家電や産業機器、自動車、インフラ設備まで、幅広い分野で使われています。

特に強みとされているのが、アルミ電解コンデンサを中心とした多様なラインアップです。高耐久や小型化、高温環境への対応など、使用環境が厳しくなるほど部品には高度な設計が求められますが、ニチコンは材料技術や製造プロセスの改良を重ねることで、そうした要求に応えてきました。

普段は意識されにくい小さな部品から、社会全体の安定を支える仕組みまで、これからの電気とともにある暮らしを支えてくれる企業と言えそうです。

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